8月10日(月祝)、旧体育館にて演劇部の八月公演がありました。
オリジナル脚本である「アリの巣」と「色づきて」の、2本連続上演でした。
当日は夕方17:30からという時間設定にも関わらず、酷暑の熱が残る厳しい状況で、劇が始まる直前まで大型扇風機がフル稼働でした。
そのような過酷な環境の中、多くの観客の方が公演に足を運んでくれました。ありがとうございます!!
1 「アリの巣」 脚本・演出は1年生の太田光亮さんです。
町はずれの森に、母と二人で暮らす少年リアム。そんなリアムがいつものように森で食料を採っていると、国の王子であるアランと出会う。 会話を進めていくにつれて仲良くなっていく二人だったが、なぞに包まれた一人の男の登場に物語が狂いだしていく。
・・・選択することの難しさと人間関係の複雑さ…もし自分だったらどういう選択をしたのだろう・・見た後に自分自身との対峙を迫られるような作品でした。
2 「色づきて」 脚本・演出は1年生の服部穂多花さんです。
桜、向日葵、デイジー、薔薇、ゼラニウム・・・。この世界を彩るのは、自我とエネルギーを吹き込まれた花たち。
「カラ、やっぱり私、探しに行く!」これは家族と離れ離れになった少女のお話。
「一緒に・・・来てくれませんか?」
「ほら、早く早く!」「ちょっと待ちなよ!」
だが、「実は私・・・。」 少女には秘密があった。
・・・多様性を尊重することで、だれもが輝くことができる・・・大切なことを改めて認識させてくれるような作品でした。
・・・おそらく観客のみなさんは満足して帰ってくださったことでしょう。
酷暑の中、けいこに励み、2本の作品を作り上げた演劇部のみなさん、本当にお疲れさまでした!