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理数科より

  • 2025年12月25日理数科より令和7年度 科学の甲子園静岡県大会最終予選

    令和7年12月25日(木)、静岡県総合教育センターあすなろにおいて、令和7年度科学の甲子園静岡県大会最終予選が開催され、本校理数科2年生の1チームが参加しました。

    一次予選を突破した7チームで競い合い、優勝チームが全国大会への切符を勝ち取れる大会です。

    開会式

    競技内容に関しては未公表のため詳細を示すことはできませんが、モノづくりを中心とした課題で、その中で発想力や問題解決力、チームワークが試される活動でした。

    作成中

    激戦の結果、見事準優勝に輝きました! 惜しくも優勝は逃したものの、メンバー全員が全力を出し切り、確かな手応えを掴んだ大会となりました。

    表彰  集合

     

  • 2025年12月23日理数科より理数科・企業による出張講座(浜松ホトニクス・アルバック)

     2025年12月23日、企業による出張実験講座「光と真空の科学~屈折率の正体に迫ろう~」を開催しました。今回は県内企業の浜松ホトニクス株式会社より4名、株式会社アルバックより2名の若手研究者をお迎えしました。高校2年生理数科の生徒約40名を対象とした会場は、普段の授業とは違った緊張感と、技術開発に携わる研究員の方から直接お話を聞ける「ワクワク感」にあふれていました。

     講座は企業の紹介に始まり、物質中の光の伝搬や真空技術に関する講義を受けました。続いて4グループに分かれ、光の干渉装置や真空ポンプの仕組み、真空状態の装置にかかる大気圧を体感する実験(マグデブルク半球の実験)などを見学・体験し、理解を深めました。  実習では、空気の存在によって光の伝搬が妨げられ、位相が変化することで生じる干渉縞を観察しました。その変化を光センサーの強度から読み取り、変化した回数から空気の「絶対屈折率」を計算によって求める演習を行いました。高度に調整された装置で測定しても、文献値とはわずかなズレが生じます。それが何に起因するのかを考察する過程を通じ、「探究する心」を持つことの大切さを再認識しました。

     講座終了後には自由参加形式の座談会を行い、生徒が研究員の方々に個別にお話を伺いました。実験装置の詳細な内容はもちろん、高校での学びが最先端技術とどうつながるのか、時にはキャリアに関する考え方など、人生の先輩からの言葉に真剣に耳を傾けていました。今年で4年目となる取り組みですが、生徒にとっては科学への関心を高めるだけでなく、自分の将来を考える上で非常に有意義な時間となりました。出張講座を開催してくださった浜松ホトニクス・アルバックの皆様に心より感謝いたします。

    1.浜松ホトニクス講義
     浜松ホトニクスの企業紹介にくわえて、物質中(空気中)の光の伝わり方について理解を深めました。

    出張講座1

    2.アルバック講義
     真空技術について、基本的な構造に加えて様々な装置とその特徴について理解を深めました。

    出張講座2

    3.浜松ホトニクス実験
     光の干渉装置を見学し、干渉縞を観察しました。光を反射させる鏡の位置を微調整することで干渉縞に変化が表れました。

    出張講座3

    4.アルバック実験1
     真空装置の仕組みを体験し、真空中での自由落下実験を行いました。

    出張講座4

    5.アルバック実験2
     真空引きされた容器にかかる大気圧を感じることのできるマグデブルグの半球実験を体験しました。

    出張講座5

    6.全体集合写真
     最後で全体で記念写真です。いい笑顔です!

    出張講座6

  • 2025年12月06日理数科より理数科企業訪問・浜松ホトニクス(豊岡製作所・中央研究所)

     理数科の生徒を対象とした事業の一つとして、浜松ホトニクス株式会社への企業訪問を2025/12/5(金)に実施しました。

     世界的な光技術のリーディングカンパニーである同社の豊岡製作所(磐田市豊岡)と中央研究所(浜松市中央区平口)を訪問し、最先端の技術と研究に触れる貴重な機会となりました。

    • 豊岡製作所(光電子倍増管の制作現場) 光技術の根幹を支える光電子倍増管の制作現場を見学しました。また、ショールームでは、私たちの生活や産業を支える光技術について、理解を深めることができました。

    • 中央研究所(最先端研究の紹介) 中央研究所では、同社が取り組む最新の研究について学びました。特に以下の5分野について、担当の研究員の方々から直接説明をいただき、高度な内容を深く理解することができました。

      • 有機半導体センサー

      • 植物の光診断技術

      • 生体イメージング技術

      • PET診断技術

      • 空間光変調器をもちいた応用分野

     生徒たちは、通常の授業では得られない知識や体験に触れ、未来の研究や技術が生まれる現場の雰囲気を肌で感じることができました。理数科の学びを深める良い機会となり、生徒たちも二学期末定期テスト終業後の午後ということもあり、普段とは違う「遠足」気分で、終始笑顔で楽しく充実した一日を過ごしました。

    豊岡製作所説明を受ける

    豊岡製作所の光電子倍増管の前で説明を受ける生徒達

     

    豊岡製作所全体写真

    豊岡製作所にて記念写真

  • 2025年11月08日理数科より理数科生徒による科学教室を開催!中学生約100名が参加 オープンスクール11/8(土)

     11月8日(土)に開催された磐田南高校オープンスクールにおいて、理数科生徒による科学教室を実施いたしました。中学1年生から3年生まで、117名もの中学生に参加希望をいただき、盛況のうちに終えることができました。

    高校生が主体となり「科学の面白さ」を伝授
     今回の科学教室は、高校2年生の理数科生徒が企画から運営までを主体的に担いました。参加した中学生は、以下の3つのグループに分かれ、実験を交えながら高校レベルの専門的な内容にも一歩踏み込んで学びを深めました。

    物理:「「あいうえお」どうして声がでるの?」

    化学:「鉛蓄電池の仕組み」

    生物:「DNAの構造と役割」

     高校生は、自身の専門分野について、分かりやすい解説とデモンストレーションで「科学の面白さ」を熱心に伝えました。中には、本校への受験を視野に入れている中学生もおり、高校の学びを体験する楽しい機会となったようです。

    参加中学生からの高い評価
     終了後のアンケートでは、参加した中学生の97%が「講座に出て良かった」と回答してくれました(残り3%も「普通」との評価)。この結果から、今回の取り組みが大成功を収めたことがうかがえます。

     また、高校2年生にとっても、自分が中学生だった頃を思い出しながら教えることで、自らの成長を再認識できる貴重な経験となりました。ご来場いただいた中学生の皆様、そして保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

    R7磐田南オープンスクール・科学教室1 R7磐田南オープンスクール・科学教室3

  • 2025年08月21日理数科より理数科・高大連携実験実習講座・静岡大学

     2025年8月21日、理数科1年生の20名が静岡大学を訪問し、高大連携の一環として実験実習講座を受講しました。この講座は、高校生が大学の最先端の研究に触れ、科学技術への探究心を深めるとともに、将来の進路選択に役立てることを目的としています。生徒たちは、各自が希望する以下の5つの講座に分かれて、大学の先生方から直接指導を受けました。

    (1) 振動と波について学ぼう(機械工学科 臼杵 深 先生)

    (2) 熱中症対策 暑さ指数計の製作(電気電子工学科 冨木 政宏 先生)

    (3) 野菜や果物の色素で太陽電池を作ろう(電子物質科学科 昆野 昭則 先生)

    (4) AI vs 君の最強デッキ!ポケモンカードで戦う学習バトル(数理システム工学科 呉 偉 先生)

     各講座では、大学の充実した設備を使い、高校の授業とは一味違った専門的で高度な実験・実習が行われました。生徒たちは、最初は緊張した面持ちでしたが、先生方や大学生のティーチングアシスタントの丁寧な指導のもと、次第に主体的に課題に取り組むようになりました。それぞれのテーマについて深く掘り下げる中で、科学の面白さや奥深さを改めて実感している様子でした。

     残念ながら、予定されていた「時計反応:時間差で色が変わる不思議の仕組み(化学バイオ工学科 細見 圭 先生)」の講座は急遽中止となる事態に見舞われました。受講を予定していた生徒たちは、他の講座に追加で参加するなどして対応しました。この経験は、計画通りに進まない事態に直面した際の対応力を学ぶ、予期せぬ機会ともなりました。

     参加した生徒からは、「大学の研究室の雰囲気を肌で感じることができて、とても刺激になった」「AIとの対戦は、数学的な思考がカードゲームにどう活かされるのかが分かって面白かった」といった声が寄せられ、知的好奇心が大いに刺激された様子がうかがえました。

     今回の講座は、一部予定の変更がありましたが、参加した生徒にとって、大学での学びの面白さや科学技術の可能性を実感する貴重な機会となりました。静岡大学と本校では、今後もこのような連携を深め、未来を担う人材の育成に貢献してまいります。

    高大連携静大2

    (1) 振動と波について学ぼう(機械工学科 臼杵 深 先生)

     

    高大連携静大1

    (2) 熱中症対策 暑さ指数計の製作(電気電子工学科 冨木 政宏 先生)

     

    高大連携静大3

    (3) 野菜や果物の色素で太陽電池を作ろう(電子物質科学科 昆野 昭則 先生)

     

    高大連携4

    (4) AI vs 君の最強デッキ!ポケモンカードで戦う学習バトル(数理システム工学科 呉 偉 先生)

  • 2025年08月06日理数科より理数科・高大連携実験実習講座・浜松ホトニクス

     2025年8月6日、本校の理数科生徒9名が、世界的な光技術のリーディングカンパニーである浜松ホトニクス株式会社様を訪問し、特別な実験実習講座に参加しました。普段の授業では体験できない最先端の研究開発の現場で、生徒たちは科学への探究心を一層深める貴重な一日を過ごしました。

     当日のプログラムは、知的好奇心を刺激する講義と、本物の装置を使った実験で構成されていました。講座は、光が持つ波と粒子の二重性といった根源的なテーマを探る特別講義から始まりました。物理の奥深い世界に引き込まれ、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

     講義の後は、実際に手を動かす実験です。「光の分光」と「吸光度測定」をテーマに、専門的な分光器を使って溶液の濃度を計測しました。教科書で学んだ原理が、目の前の現象を解明していく過程に、生徒たちは科学の面白さを改めて実感した様子でした。

     圧巻だったのは、浜松ホトニクス様が世界に誇る技術に触れた「超微弱光計測」です。光電子増倍管(フォトマル)という特殊な検出器を使い、肉眼では決して捉えられない、極めてかすかな光を検出する実験に挑戦。最先端技術の精度と威力に、生徒たちからは驚きの声が上がりました。

     最後は、「頭の中(脳)を覗いてみよう」という興味深いテーマの講義です。光技術が医療分野、特に脳機能イメージングなどに応用されている事例を通して、科学技術が社会にどう貢献しているのかを学びました。自分たちの学びが未来の可能性に直結していることを実感し、視野が大きく広がった時間となりました。

     今回の訪問は、生徒たちにとって、科学技術への探究心を深めるとともに、自らの将来像を具体的に考える絶好の機会となりました。第一線で活躍する研究者の方々と交流し、"本物"の科学に触れた経験は、今後の課題研究や進路選択において、大きな指針となることでしょう。このような貴重な機会を提供してくださいました浜松ホトニクス株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。

    浜ホト1 浜ホト2 浜ホト3 浜ホト5

  • 2025年07月24日理数科より理数科先輩と語る会

     2025年7月19日(土)に、理数科を卒業して10年目になる先輩(社会人)を講師に迎えて、理数科先輩と語る会を開催しました。お二人の先輩に、高校時代の部活動や学習はもとより、進路選択で悩んだポイント、受験時の葛藤、さらに大学での学びや交友について、大いに語っていただきました。就職後では、職業に対するイメージと実際とのギャップについてなど、社会人ならではの経験談を語っていただき、これから進路・職業選択を考えていく高校生にとっては、とても新鮮なお話を聞かせていただきました。講演後の質問コーナーでは、学習モチベーションの持ち方から、先輩の実際の成績まで「鋭い」質問が多く飛び交い、高校生にとってはとても有意義な会になりました。

    理数科先輩と語る会・講演1 理数科先輩と語る会・講演2 理数科先輩と語る会・講演3 理数科先輩と語る会・講演4

  • 2025年02月17日理数科よりR6年度理数探究発表会

    2月14日(金)ワークピア磐田にて理数科探究発表会が開催されました。

    静岡理工科大学から4人の教授、28HRのたくさんの保護者の方々にもご来場いただき,

    各班がそれぞれのテーマに沿って研究成果を発表しました。

    各班の研究テーマは以下の通りです。

    1班 セルオートマトンを用いた避難経路の最適化

    2班 オリガミクスの長方形への応用

    3班 板書時に発生する不快音の解析と改善

    4班 直線翼型垂直軸式風車におけるエネルギー変換効率に関する実験的研究

    5班 クエン酸の抽出

    6班 振動反応の持続性に関する考察

    7班 クロロフィルの退色を防ぐ方法

    8班 キノコ由来の農薬開発~キノコでバラを救おう~

    9班 駿河湾・遠州灘の漂着軽石を探る~硫黄島起源の軽石~

  • 2025年01月10日理数科より浜松ホトニクス様とULVAC様による出前講座

    12月23日(月)に、浜松ホトニクス株式会社と株式会社ULVACによる出前講座を、本校理数科2年物理選択者対象に実施しました。

    浜松ホトニクスは光に関する技術を扱う会社、ULVACは真空に関する技術を扱う会社です。今回は二社の専門技術を活かした空気の屈折率に関する実験と、それを理解するための科学授業を行っていただきました。

     

    高校物理では、光の干渉についてヤングの実験などを通して学びますが、空気の屈折率は、真空の屈折率(つまり屈折率=1)と等しいとみなして考えることになっています。しかし、実際にそれらが同じかどうかを私たちは確かめたことはありません。今回は空気と真空の屈折率が明確に異なることを、実験を通して理解しました。

      

    浜松ホトニクスの研究者の皆様による光に関する講義と実験。高校での履修内容から発展的な内容まで教えていただきました。

     

     

    ULVACの研究者の皆様による真空に関する講義と実験。真空の定義や、真空を作り出すための方法などを教えていただきました。

     

     

    最後には、観測結果をもとに空気の屈折率を計算によって導き出しました。

    浜松ホトニクスの皆様、ULVACの皆様、貴重な機会をありがとうございました。

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