公開日 2025年08月06日
2025年8月6日、本校の理数科生徒9名が、世界的な光技術のリーディングカンパニーである浜松ホトニクス株式会社様を訪問し、特別な実験実習講座に参加しました。普段の授業では体験できない最先端の研究開発の現場で、生徒たちは科学への探究心を一層深める貴重な一日を過ごしました。
当日のプログラムは、知的好奇心を刺激する講義と、本物の装置を使った実験で構成されていました。講座は、光が持つ波と粒子の二重性といった根源的なテーマを探る特別講義から始まりました。物理の奥深い世界に引き込まれ、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
講義の後は、実際に手を動かす実験です。「光の分光」と「吸光度測定」をテーマに、専門的な分光器を使って溶液の濃度を計測しました。教科書で学んだ原理が、目の前の現象を解明していく過程に、生徒たちは科学の面白さを改めて実感した様子でした。
圧巻だったのは、浜松ホトニクス様が世界に誇る技術に触れた「超微弱光計測」です。光電子増倍管(フォトマル)という特殊な検出器を使い、肉眼では決して捉えられない、極めてかすかな光を検出する実験に挑戦。最先端技術の精度と威力に、生徒たちからは驚きの声が上がりました。
最後は、「頭の中(脳)を覗いてみよう」という興味深いテーマの講義です。光技術が医療分野、特に脳機能イメージングなどに応用されている事例を通して、科学技術が社会にどう貢献しているのかを学びました。自分たちの学びが未来の可能性に直結していることを実感し、視野が大きく広がった時間となりました。
今回の訪問は、生徒たちにとって、科学技術への探究心を深めるとともに、自らの将来像を具体的に考える絶好の機会となりました。第一線で活躍する研究者の方々と交流し、"本物"の科学に触れた経験は、今後の課題研究や進路選択において、大きな指針となることでしょう。このような貴重な機会を提供してくださいました浜松ホトニクス株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。

