◇実り多い秋、秋を彩る形容のことばはいろいろありますが、今西高では「芸術の秋」、花盛りです。10月、各文化部が演奏会や発表会、作品出品等に向け、精力的に活動を行っています。その中で、美術部は、第38回中部展に出品するための作品制作に日々頑張ってきました。そしてついに完成したみたいです。

















こちらが、10月の美術室内、作品制作風景です。夏前後から始まった作品作りが大詰めを迎え、放課後毎日のようにここで制作に当たっている生徒も複数いました。部員の多くが平面（壁面展示の絵画やデザイン）制作ですが、立体（空間展示）制作や映像メディア制作を行っている生徒もいます。作品が完成した人から、自分の作品を説明するキャプションづくりに励んでいます。そして21（金）、出来上がった平面作品のラッピングが始まりました。顧問の増田先生と外部指導者の山口先生から手順を習ったのち、生徒たちは協力してラッピングを行っていました。完成作品は27（木）に学校から搬出、中部展会場となるグランシップ展示ギャラリーに運ばれ、展示されことになります。中部展は29（土）・30（日）両日、一般公開（10:00～18:00、最終日は15:00まで）されますので、ご覧いただけたら幸いです。この間に審査員による選考が行われ、結果、特選に選出されると県展へと進むことができるそうです。西高美術部員の渾身の力作群の中から、何作品が県展に選ばれるか、期待して待ちたいと思います。

鍛える夏の部活動、今回は管理棟３階美術室を主な活動場所としている美術部について、紹介したいと思います。６月の藤蔭祭（文化祭）を最後に３年生７名が引退したのち、２年生８名、１年生５名の計13名で新たなスタートを切っています。新しい部長の任には２年生の木村さんが就きました。顧問の増田（香）先生、望月先生と外部指導者の山口先生のご指導を受けながら、個々の作品制作に勤しんでいます。上の写真は美術室内のホワイトボードです。「中部展までの道」と書かれています。













こちらは８/９（火）午前中の美術室です。この日は部員の大半が登校し、それぞれに手掛けている作品の制作を行っていました。ホワイトボードにある、「③　夏休み中に着彩80％」を目指した活動に、精を出しているのでした。下書きを終えたカンバスを水彩絵の具で彩っています。中には夏休み中の目標がほぼ達成できているかも、という作品も見受けられました。この日は山口先生が在室し、生徒一人一人の制作の様子を見守りながら、適宜アドバイスの声掛けをされていました。生徒たちが制作、出展を目指す「中部展」は今年度で38回目を数え、10月末に開催予定とのことです。そこで審査員による審査が行われ、特選に選ばれると「県展」に進むことができます。中部展まで２ヶ月とちょっと、作品の完成度を高め、県展を目指す美術部員たちです。