視覚障害者とICT

パソコンの活用

パソコン2

現在パソコンはさまざまな場面で利用されており、無くてはならない物になっております。 
また、視覚障害者にとってパソコン利用は、最新のニュース・専門的な知識の取得や情報交換にとても有用な物であり、今まで難しかった漢字交じりの文章の作成や活字の本を読むなど、パソコンによってできるようになりました。今後も更なる発展により、どんどん使いやすくなることでしょう。

パソコン2

(写真 視覚障害者用ワープロソフト)
通常のパソコンに「スクリーンリーダー(音声読上げソフト)」をインストールすることによって、画面が見えなくてもキーボードだけで操作をすることできるようになります。ホームページの文章を読んだり、メール・ワープロ文章や表計算等の読み書きが可能です。また、視覚障害者用ワープロソフトを使うことによって、更に文章作成(漢字変換等)がスムースになります。

パソコン3

(写真 凸シールが「5キー」に張ってあります)
黒地に白い文字のキーボードが見えやすい場合が多いようですが、それぞれ見え方は違うので実際に確認してから選ぶことをお勧めします。
また、数字の「1・5・0」や「alt」や「tab」・「delete」等のよく使うキーには、凸シールを貼ると触って確認もでき、便利です。

点字ディスプレイ

(写真 点字ディスプレイ)
画面の読み上げだけでは分かりにくい場合「点字ディスプレイ」を使用します。長い文章や正確な文章を読み書きしたい場合使われる事が多いです。
一瞬のうちに46マスの黒い文字盤に、小さな6個の点で表された点字が並ぶ様子は壮観です。
とても精密で高価な機械なので大切に扱っています。

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