各種ICT機器

立体プリンタ 『Easy Tactix』

SINKA社製の立体プリンタです。平成元年度に沼津ライオンズクラブ様から寄贈していただきました。

立体プリンター 寄贈

専用紙に印刷すると、文字や図などが立体的に浮き出してプリントアウトされます。地図や図形など、触れて確認する様々な学習に利用できます。

立体プリンタ2 立体プリンタ3

関心のある方はホームページをご覧ください。
 https://www.easytactix.com/

音声図書(デイジー)録音再生機器

デイジー1 デイジー2

以前から音声図書がありました。
カセットテープやCD等に書籍の内容が録音されており、たくさん発行されています。
また、点字図書館や各地の図書館で借りることもできます。
その中でも1枚のCDに長時間の録音ができる規格(デイジー規格)があります。
例えば写真のCDを例にすると、1冊の本をカセットテープにすると8本だったものが1枚のCDに収録でき、更にカセットテープよりも高音質で録音することができます。
また、早送りや自分の好きな所をすぐに頭出しできる「しおり」のような機能もあり、大変便利になっています。

これらの音声図書は全国の図書館やボランティアさん達が、一生懸命作成してくださって、書籍の数は日に日に増えております。

点字印刷機器について

点字印刷機器1

(写真 単票両面点字プリンタ)

写真のプリンタはパソコンと接続して点字データを印刷します。
点字表示の操作盤で、スイッチを押すと音声で設定が確認できるタイプです。単票の点字用紙に両面印刷が可能です。
近年ではソフトウェアの改善により、文章データを点字変換する効率が大幅に改善したため、以前よりも点字の印刷物が増えてきました。

点字印刷機器2

(写真 連票両面点字プリンタ)

パソコンの普及と共に点字印刷の技術も大幅に進歩しました。
以前はひとつひとつ手間をかけて作成していた点字印刷物が、パソコンと点字プリンタを接続することによって、いつでも必要な文章を必要な枚数印刷することができるようになりました。

点字印刷機器3

(写真 点字ラベルプリンタ)

最近では、さらに便利な機械が開発されています。写真の点字ラベルプリンタでは、太いゴシック体の文字に、点字を重ねて印刷することができます。24mm幅のラベルテープを使えば、弱視の方にも見えやすいラベルができます。
日常よく使う物やスイッチなどに貼り付けると、とても分かりやすいです。
その他にも、げた箱や階段の手すりに貼り付けるなど、いろいろ便利な活用方法があります。

拡大読書器
拡大読書器1

(写真 拡大読書器 白黒反転画面1)

近年、薄型テレビの普及にあわせて、拡大読書器の画面も薄型の液晶画面が多くなってきました。

拡大読書器2

(写真 拡大読書器 画面の角度調整)

このタイプの特徴としてアームつきの画面のものは、目から画面の距離や角度を簡単に調整できます。また重量も軽くなり設置や移動もやりやすくなります。オプションを追加すれば、パソコン用のモニタとして切り替えて使うことが可能なタイプもあり、スペースを有効活用することができます。

拡大読書器3拡大読書器4

(写真2枚 携帯型拡大読書器2種類)

液晶画面の進化とともに、携帯型拡大読書器の機能も向上しています。ズーム・白黒反転・ハイコントラスト・色調整機能等充実しており、サイズも小さくバッテリーの持続時間も向上しております。
拡大読書器5

(写真 虫眼鏡のように携帯型拡大読書器を使う)

拡大読書器の種類によってそれぞれ特徴があり、可能ならば実際に確認してから選ぶことをおすすめします。また購入においてはメーカーや販売店、さらに地域の市役所等の福祉課と相談してください。

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