静岡県立焼津水産高等学校
 
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10月18日(水)海洋科学科機関・工学類型小型船舶実習の様子
   
10月18日(水)海洋科学科機関・工学類型の総合実習で久しぶりに小型船舶教習を行ないました。この日は、天候も良く富士山が薄化粧した様子を見ることができました。この実習は高さ3,776mの富士山を見ながら最深部約2,500mの駿河湾で実習をしています。これは高低差6,700m以上で焼津水産高校でしか味わえない実習になります。
綺麗な富士山が見られたのは良かったのですが、逆に海面に浮いていたビニール袋(指が写っていてごめんなさい)とペットボトルの回収もありました。これらの物が将来的にマイクロプラスチックと呼ばれる海洋汚染につながります。今までも、またこれからも操船実習でプラスチックごみを見かけたら回収していきます。このような取り組みができるのも焼津水産高校だけだと思います。

12HR 水産海洋基礎 カッター訓練(授業参観) 10月10日(火)
    
 本日12HRの実習(水産海洋基礎)は、授業参観でカッター訓練を行いました。多くの保護者が見学される中、生徒達はいつもと違う雰囲気で緊張しながら行いました。そして本日が最終のカッター訓練ということで、保護者の声援が飛び交う中、2艇で2本勝負のレース大会(片道250mほど)を実施しました。結果は1勝1敗の引き分けでしたが、これまでのカッター訓練の成果を十分発揮して漕ぎきりました。最後は保護者に「かい・立て」(最敬礼)をして終わりました。保護者の皆様ありがとうございました。1年生で行うカッター訓練はこれで終了です。クラスの絆も強くなりました。生徒達は少しずつ成長し海に慣れ親しむ「慣海性の涵養(かんよう)」と協調性を持ち、たくましく生きる力を育む「人格の陶冶(とうや)」を学びました。よく頑張りましたね◎。次回は、金魚飼育②(品評会)とロープワーク(結索)を行う予定です。お疲れさまでした。

32HR機関類型 総合実習 大型ディーゼルエンジン ピストン抜き② 10月6日
      
 本日はピストン抜き実習②、前回の№5Cyl.に続き№3Cyl.もピストンを抜きました。まずシリンダカバーを取外し後、各クランクピンボルトを外し、連節棒大端部とクランクピン軸受けを切り離し天井クレーンでピストンを吊り上げました。そしてそのまま整備台に載せ、ピストンリング4本とオイルリング2本を外し、ピストンクラウンと、リンググルーブをワイヤーブラシで掃除して、カラーチェックを実施。ひび割れ等の異常ないことを確認し、各リング復旧、そして2気筒分のピストンをエンジンのシリンダ内に納めました。次回はクランクピンボルトを規定トルクで増し締めし、シリンダカバー(燃焼室側)カラーチェック後エンジン(シリンダライナ上)に復旧、小物や配管等を取り付けて、冷却水を落とし各気筒の吸気弁と排気弁のタペットクリアランスを調整し、試運転の予定です。今回の実習で、エンジンの核心に迫った生徒達、機関士の見習いとしてここまでやれたことに充実感がみなぎっていました。でも次回の試運転までは油断は出来ません。洋上でデッドシップ(自力航行不能)のつもりで最後まで集中して細心の注意を払って取組んでいきます。

令和5年10月4日(水)22HRインターンシップ事後報告会
  
前週に行なわれたインターンシップの報告会を行ないました。機関・工学類型では、ディーゼルエンジンの事を勉強しているのですが、実際にエンジンを作製している企業であったり、構造が同じである圧縮ポンプの製造会社や整備会社であったりと、普段の授業と関連のある企業での実習でした。このようなインターンシップが行なえるのは、焼津水産高校だけだと思います。

実習船やいづ いざ漁場へ!
  
  

10月4日(水)15時に実習船やいづが漁場に向け出航しました。

数日後には、調査漁場でのカツオ一本釣り漁が始まります。

沢山釣ってけ怪我無く焼津港に帰って来て下さい!

実習生達が岸壁にいる方々に元気に手を振ってくれました!!



UW(御安航を祈ります)

実習船やいづ 焼津港入港
    

10月2日(月)兵庫県で餌を積んだ実習船やいづが焼津港に入港しました。
生徒達は、元気に実習を行っています。
入港後、外国船への資格変更や税関及び出国手続きを行いました。
いよいよ、一本釣り操業がはじまりますね!!

12HR 水産海洋基礎 カッター訓練 10月3日
     
 本日の12HRの実習(水産海洋基礎)は先週に続きカッター訓練を行いました。今日の海況は午前よりも午後の方が風が収まり、うねりと白波が少ない様子でした。そんな状況で、外海へ出ると、何と実習船「やいづ」が出港した直後に遭遇し、思わず「かい、立て」を行い見送りました。…Bon Voyage… 
 今回のカッター訓練は競争は出来ませんでしたが、長い距離を漕ぎました。1学期から継続しているカッター訓練で、皆の漕ぎがかなり上達していることを感じました。後は恥ずかしがらずに声を出すだけです。次回はカッター訓練の締めくくりとして授業参観です。皆の頑張りを保護者の方にしっかり見てもらいましょう。手に豆が出来た人もいましたね。大変お疲れ様でした。

☆☆ 令和5年9月29日(金) 海洋科学科 機関 他県実習船見学 ☆☆



焼津港に三重県立水産高等学校の実習船『しろちどり』が
水揚げのため入港しました。
本校の機関類型の生徒が実習船『やいづ』との比較で見学に行ってきました。

しろちどりでは、船長や一等機関士、二等機関士が船内の見学や機関室のでの説明を行ってくれました。


本校の生徒も就職前に刺激をもらいました。


    


しろちどりの乗組員の皆さま、ありがとうございました。


実習船『やいづ』のフェイスブックと焼津水産のインスタグラムのリンクです。 下のFacebookとInstgramマークを クリックしてください。

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海洋科学科 32HR 機関類型 総合実習 9月29日・30日
<9月29日(金) 大型ディーゼルエンジン 排気弁復旧と試運転>
 前回の実習で排気弁冷却水の連絡管でパッキン(ヒーパー)を忘れて水漏れを起こしました。今回はその部分を修正したのですが、今度は反対側のパッキン(ラバー)を落してしまい再度水漏れを起こしました。大人数で作業する時は必ず誰かが最後にチェックすることが必要だと痛感しました。その後は各排気弁を爆発・膨張行程の上死点(TDC)に合わせ、タペットクリアランス(0.27mm)を調整しました。そして運転準備を確実に行い、試運転を行いました。回転数を380rpm、60%の負荷運転で排気温度等異常が無いことを確認しました。 今回は何事も1回で上手くいかず、他人任せの悪いところが出てしまいました。「任された仕事は最後まで責任を持つ」ことを学びました。
    

<9月30日(土) 大型ディーゼルエンジン№5cyl.ピストン抜き(5・6限オープンスクール) >
 本日からピストン抜き作業に入ります。最初の1限目は座学で作業工程の説明、2限目はエンジンサイドで取外し部品の確認と工具(特殊工具含む)を確認し疑問点を残さないようにイメージトレーニング、3・4限目は作業に取り掛かり、中学生や保護者、校長先生も見学される中、冷却水落し、ロッカーアーム、FO、LO、冷却水、Air関係全ての配管と小物を慎重に取外し、シリンダカバー本体のロックナットを皆で協力して交代でやっと緩めました。その後は天井クレーン(ホイスト)を使って慎重にシリンダカバーを取外しました。昨日まで実際に動いていた真っ黒で艶々なピストンクラウンを見て生徒達「すげーっ!?」と感動!そして次週のピストン抜きに備え、クランクケースを解放しクランクピンボルトの確認をしました。本物のエンジンを自分達の手で1つ1つを分解して驚きを隠せない様子でした。次週はピストン抜き後にピストンリング、オイルリングの取外し、各部掃除後、ピストンクラウン(触火面)とシリンダカバー(燃焼室側)をカラーチェックする予定でしす。次回もガンバるぞ! 見学に来ていただいた機械好きな中学生の皆さん、ありがとうございました。

海洋科学科機関類型・工学類型2年インターンシップ
 
 
焼津水産高校海洋科学科機関類型・工学類型の2年生のインターンシップが9月25日(月)から5日間行われています。小型の漁船やコンプレッサーを取り扱う会社、大型機関製造、小型舶用機関整備、精密機械製造、自動車整備、造船所等での研修をさせていただいています。今日の写真では圧縮機を組み立てて運転してみたり、パソコン上での製図(CAD)の体験をさせていただいたりしている様子です。数年前の卒業生も現役生の面倒を見てくれていました。

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