静岡県立焼津水産高等学校
 
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令和2年7月2日(木) カッター漕艇実習
  普段は魚の養殖に取り組んでいるイメージが強い栽培漁業科ですが、1年次は他の学科の学習内容も学びます。1学期はカッターに乗船し、漕艇実習を行っています。協力して船を漕ぐことでクラスの団結力が高まれば、きっと魚を育てる際にも役に立つはずです。

  

令和2年6月23日(火)、24日(水) 池当番の様子
  栽培漁業科の「核」となる実習、それが通称「池当番」と呼ばれる魚の飼育当番になります。朝は7時から、放課後は15時50分からの1日2回、担当する魚に給餌し、水温の観測や池の底面の掃除などを行います。3年生はニホンウナギが、2年生はマダイ、ヒラメ、トラフグの海水魚が担当になります。これらの当番は5人1組で、1週間(土日を除く)毎に交代します。だいたい1ヶ月半に1回当番が回ってきます。

  他にも3年生には、アユの飼育管理を行う「アユ当番」、スッポンの飼育管理を行う「スッポン当番」。海水魚の種苗生産を行う「海水当番」があります。3年生の中には課題研究で魚を飼育している生徒もおり、毎日のように実習場に来ている生徒もいます。


  2日間の朝の様子を写真で紹介します。


  

  2年生の池当番の様子です。左の写真はトラフグに給餌する渡邊吏君(牧之原市立相良中学校出身)、真ん中の写真はヒラメに給餌する田中久智君(藤枝市立広幡中学校出身)、右の写真はヒラメの飼育池の底面掃除をする森光生君(岐阜県岐阜市立藍川中学校出身:寮生)です。


   


  3年生の海水当番の様子です。左の写真はヒラメ種苗に給餌する山田翔君(静岡市立長田西中学校出身)、真ん中の写真は同じくヒラメ種苗に給餌をする青木友哉君(静岡市立清水興津中学校出身)、この週は生物餌料(シオミズツボワムシなどの生きている餌)から配合飼料への切り替えという給餌に技術が必要な状況でしたが、2人とも上手く給餌をしていました。右の写真は、シオミズツボワムシにクロレラを給餌する浦田颯馬君(神奈川県横浜市立すすき野中学校出身:寮生)です。


  作業の内容も多彩ですが、生徒の出身中学校も多様です。県外から入学し寮生活を行っている生徒、始発に乗って1時間以上掛けて通学している生徒、地元出身の生徒、色々な地域から集まった生徒が在学しています。

令和2年6月24日(水) ヒラメの移槽・ワキンの選別
  今日は、栽培漁業科の2年生が2班に分かれて、それぞれ淡水の作業と海水の作業を行いました。淡水の作業は、出荷をするためにワキンを選別しました。生徒は、暑さ対策でこまめに給水するようにしていますが、ワキンも暑さ対策のため、流水環境で氷を浮かべて作業をしています。

  ヒラメの移槽は、今回、作業を行った生徒たちにとっては2回目の経験になります。前回の作業は約1ヶ月前になるので、作業の流れを忘れている生徒がたくさんいました。魚を育てることを通して、「仕事を覚える」ということも学んでほしいと思っています。栽培漁業科では、社会で活躍できる人材の育成を目指しています。


  

令和2年6月19日(金) 課題研究紹介① イサキの種苗生産
  栽培漁業科3年生の原尚輝君(富士市立須津中学校出身)は、実習場で養殖をしていない種の種苗生産に挑戦したいとのことで、イサキの種苗生産に取り組んでいます。幸い、本校生物部の水槽に、4年前に釣りで採集されたイサキが10尾飼育されていたので、生物部からレンタルをし、親魚として用いました。

  タイミングが良かったのか採卵用の水槽に移槽してすぐに産卵を始め、1週間以内に受精卵を採卵することができました。今日はふ化2日目になります。イサキは生物部の水槽へとレンタルバックされました。


  原君は富士市在住のため、登校前に飼育管理を行うには始発の電車に乗る必要があります。種苗がある程度の大きさに育つまでは、毎朝、始発に乗って実習場に来る予定ですので、覚悟を持って課題研究に取り組んでいます。


  より深く学びたい生徒には、とことんまで学べる場を提供する、栽培漁業科は楽しいだけではなく「魚を育てるスペシャリスト」を育成するためのストイックさも併せ持っています。


  

令和2年6月16日(火) 令和2年度産マダイ種苗の移槽
  今年度産のマダイが順調に成長しているので、500Lダイライト水槽では手狭になってきました。ヒラメの移槽の時と同様、バケツで水ごと楕円型のFRP水槽に動かしました。動かした日の午後から、アルテミア(甲殻類の仲間で水温29℃24時間でふ化する)のノ―プリウス幼生(甲殻類がふ化した直後の幼生のこと)をしっかりと食べていました。今のところ種苗生産は順調に進んでいます。

  

令和2年6月9日(火) チョウザメの観察・計測
  ニホンウナギやスッポンを養殖している淡水棟内には、チョウザメ(ベステル3尾,シベリアチョウザメ1尾)が4尾います。卒業生が寄贈してくれた魚で、ウナギの取上をして空いた池を転々と移動しながら大きく成長してきました。今まで入っていた池に、ニホンウナギを分養することになったので、別の池にお引越しです。

  生徒は間近でチョウザメの様子を観察し、手触りを確かめていました。この池にはセルフィンプレコも数尾入っており、水槽のコケ掃除に活躍していました。

  養殖池は水を抜いた状態で長時間置いていると、劣化が加速度的に進みます。そのため、使わない時でも水を張り、チョウザメ等を飼育しています。

 

令和2年6月9日(火) 平成30年度産マダイ親魚の移槽・種苗計測
  平成30年度産のマダイを親魚に用いて、今年度は種苗生産をスタートしました。マダイの種苗が順調に成長していることから、採卵を終了し、きれいな水槽に移槽しました。遊泳力の高いマダイは扱いが難しいですが、協力して作業を進めていました。

  種苗生産中のヒラメ、マダイも順調に成長しています。

  

令和2年6月5日(金) ヒラメの出荷
  栽培漁業科の3年生海水班によるヒラメの出荷が、先週から再開しています。休校中は教員が出荷をしていましたが、今は、当番の生徒3名が朝の6時半に登校し、7時から始まる地元の小川魚市場の競りに合わせて出荷の準備をします。今週は、高値安値ともに1350円/㎏と少しだけ明るい兆しが見えてきました。

  さて、市場に魚を持っていき、計量等を済ませた生徒は、競りが始まるまで自由に場内を見学できます。魚屋さんに色々と豆知識を教えてもらったり、授業で勉強した魚の詳しい見分け方を、実物の魚を見ながら担当する教員に教えてもらったりと、座学だけでは決して学べない勉強ができます。

  

令和2年6月2日(火) 栽培漁業科が田植え??
 一列に並んだ栽培漁業科3年生淡水班の18名。その手に持つ物は、間違いなく稲の苗です。先週、ワキンの取上を行った土池は、しばらく魚を入れる予定がありません。池の底には魚の排せつ物で栄養がたっぷりです。何か有効活用できないかと考え、稲を植えてみることにしました。

  かつての日本の淡水養殖では、稲作が終わった後の田んぼの水を抜かずに、フナやコイの稚魚を放して大きく育てる稲田養殖が盛んに行われていました。池には魚が排せつした有機物が残り、収穫した魚は貴重なたんぱく質として食べられていました。今でも長野県など、一部の地域ではその手法が残っています。

  栽培漁業科は魚を育てることがメインですが、魚の加工実習や販売実習も行ってます。魚を育てることだけではなく、多くのことを経験し、人として成長して欲しいと考えています。もちろん、この日は田植えだけで終わりではなく、午後はワキンの選別を行いました。

  

令和2年6月2日(火) ヒラメの移槽・ヒラメ、マダイ種苗の計測
  今日は、栽培漁業科3年生海水班18名が、平成31年度産のヒラメの選別・移槽と今年度産種苗の計測を行いました。先週は2年生が初めての移槽を行いましたが、なかなか上手く魚を扱えずに苦戦していました。今日は、さすが3年生、1年多い経験を活かして、てきぱき魚を扱っていました。しかし、去年の3年生と比べると技術的にはまだまだです。卒業するまでに、もっと上手に魚を扱えるようになってください。

  さて、先週の2年生は約200尾のヒラメを、今週の3年生は約650尾のヒラメを、選別・移槽しました。すでに出荷したヒラメが約100尾いるため、平成31年度産の魚は約1000尾生産しています。民間の養殖場と比べると少ない数ですが、これだけの数のヒラメを生産・出荷している水産高校は全国的にもほとんどありません。本校には、ヒラメ以外にもマダイ、トラフグ、ニホンウナギ、キンギョ、アユ、スッポン、ニシキゴイの養殖を行っています。たくさんの魚を飼育管理しているからこそ色々な学びを経験でき、社会に出てから「即戦力」として活躍する力が身に付きます!


  本格的に魚の飼育管理を学びたい中学生の皆さん。ぜひ、焼津水産高校の栽培漁業科に!


  

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