静岡県立焼津水産高等学校
 
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令和5年10月30日(月) 2年開発類型 ダイビング実習
        

10月30日(月)念願の海でのダイビング実習を行いました!

生徒達は、この日を楽しみに待っていたことだと思います。
今回のダイブポイントは、焼津・石津浜で潜りました。
透明度は、少し良くなかったですがヒラメやソラスズメダイを見ることが出来ました。

今回の最大深度は、9.4Mでしたが練習を重ねもう少し深く潜れたら良いですね!もっと透明度が高く、もっと魚がいるかもしれません!
一番印象に、残っているのは大きなヒラメなのではないでしょうか。

今まで、プールで練習してきたことを活かすことが出来ましたね!!


実習でダイビング実習を行うのは焼津水産高校だからこそ出来ることです!!


水産系の高校は県内では焼津水産高校だけです!
        

10月30日(月)念願の海でのダイビング実習を行いました!

生徒達は、この日を楽しみに待っていたことだと思います。
今回のダイブポイントは、焼津・石津浜で潜りました。
透明度は、少し良くなかったですがヒラメやソラスズメダイを見ることが出来ました。

今回の最大深度は、9.4Mでしたが練習を重ねもう少し深く潜れたら良いですね!もっと透明度が高く、もっと魚がいるかもしれません!
一番印象に、残っているのは大きなヒラメなのではないでしょうか。

今まで、プールで練習してきたことを活かすことが出来ましたね!!


実習でダイビング実習を行うのは焼津水産高校だからこそ出来ることです!!


水産系の高校は県内では焼津水産高校だけです!

32HR 機関類型 総合実習(ピストン抜き④) 10月27日
   
 本日のピストン抜き実習④は、最終で試運転まで行いました。まずは前回の続きで、№3&5シリンダの各配管とロッカーアームとプッシュロッドを取付けました。その後、吸・排気弁のタペット調整、始動エアーを貯めながら、エンジン内に冷却水を落し(満たし)、清水冷却ポンプを運転し圧力をかけて水漏れ点検、異常の無いことを確認できたら、エンジン始動の準備、予備潤滑油ポンプを運転し15分間のターニング、そしてエアーラン、無事にエンジンが回った!異常なし。Good Condition!! インジケータコックを閉めて、燃料運転、無事にエンジンが始動 OKer、緊張の一瞬、この瞬間がたまらない!機関士の一番の醍醐味とやりがいです。生徒達も安堵と嬉しい表情を見せます。その後エンジンは無負荷で360rpmまで回転数を上げ、排気温度と排気色の異常の無いことを確認できたら、約20分後停止し手仕舞いに入りました。船舶でエンジン(主機関)は、人間で言うと心臓そのものです。大海原で船舶が自力航行出来なくなったら大変な事。機関士は航海中、機関や機械が何も無いことを見守ることが任務ですが、何かあった場合は、自分達の手で何とかし、航海を続けなくてはなりません。今回の生徒達は、航海中であることをしっかり理解し、ピストン抜き実習に取組みました。皆最後まで協力してよくやりきりましたね◎。先生方も生徒の成長を感じることができました。大変お疲れさまでした。次回は、1級小型船舶操縦士試験対応のチャート(海図)ワークです。

令和5年10月26日(木) 3年航海類型 漁場調査実習
   

10月26日(木)リサーチに乗り漁場調査実習に行きました。

今回の漁場は、前回と同じ焼津・石津浜沖です。

今回もアジや白甘鯛が釣れました!

良かったです!!
家に持ち帰りどのように調理するか楽しみですね。


実習で釣り実習を行うのは焼津水産高校だからこそ出来ることです!!


水産系の高校は県内では焼津水産高校だけです!

令和5年10月20日(金)3年海洋科学科機関・工学類型ガソリンエンジン分解・組立実習
   
長文なりますが、お付き合いください。令和5年10月20日(金)3年海洋科学科機関・工学類型で小型の単気筒(シリンダが一つだけの簡易なエンジン)ガソリンエンジンの分解・組立実習を行ないました。
この日の作業は、ほぼ組立が済んだ状態で午後から1つの班が無事、試運転することができました。しかし、エンジンの回転が不安定なのでその原因を突き止めて、来週はエンジン回転の安定を目指します。
別の班で事件が起こりました。ハンドスタータ(草刈り機のエンジンのように紐を引っ張ってエンジンを回すもので、高校生が勢いを付けて力をかけないとしっかりとは回らないもの。)が、途中で引っかかって回らないという状況でした。担当の先生と相談し、フライホイール(エンジンの回転の勢いとなる遠心力を貯める装置)まで分解して確認しようということになり、分解してみたところ何とある一部の金属部品が折れてしまっていたのです。
我々教員は、人の力で金属が折れたり、曲がったりすることがあることを知っていますが、一般の人では驚いてしまうかもしれません。過去にもボルトをスパナで思いっきり締めた野球部員が折ったこともありました。
この班の生徒は、その折れてしまった部分の部品が大きなものだったため、すぐに分解作業を始め、来週は別の部品に取り替えて組立作業を行う予定です。
写真の紹介ですが、組み上ったガソリンエンジンと上記破損部を生徒が見ているところ、掛かったエンジンの排気温度を非接触型の温度計で計測しているところ(今では当たり前ですが、この温度計は25年前から使用しているものであり、数百℃の高温まで測れるものです。これを焼津水産高校工学センターでは、25年以上前から使用してきたのです)。そして、最後は、最近に購入した工具ボックスです。
話が変わります。先日、焼津水産高校の卒業生がその時の担任のところに訪れてくれました。その生徒は、現在建設中の新校舎の塗装作業に携わっているとのことでした。数か月前にも、電気配線関係で来ているOBが声を掛けてれました。「自分が卒業した学校の新校舎の建設に立ち会えるなんてめったにあり得ることじゃないぞ!幸せだぞ!」と声を掛けてあげました。聞いたところ他にも数人いるようでした。
このような体験ができるのも焼津水産高校ならでは、だと思います
   
令和5年10月20日(金)3年海洋科学科機関・工学類型で小型の単気筒(シリンダが一つだけの簡易なエンジン)ガソリンエンジンの分解・組立実習を行ないました。
この日の作業は、ほぼ組立が済んだ状態で午後から1つの班が無事、試運転することができました。しかし、エンジンの回転が不安定なのでその原因を突き止めて、来週はエンジン回転の安定を目指します。
別の班で事件が起こりました。ハンドスタータ(草刈り機のエンジンのように紐を引っ張ってエンジンを回すもので、高校生が勢いを付けて力をかけないとしっかりとは回らないもの。)が、途中で引っかかって回らないという状況でした。担当の先生と相談し、フライホイール(エンジンの回転の勢いとなる遠心力を貯める装置)まで分解して確認しようということになり、分解してみたところ何とある一部の金属部品が折れてしまっていたのです。
我々教員は、人の力で金属が折れたり、曲がったりすることがあることを知っていますが、一般の人では驚いてしまうかもしれません。過去にもボルトをスパナで思いっきり締めた生徒が折ったこともありました。
この班の生徒は、その折れてしまった部分の部品が大きなものだったため、すぐに分解作業を始め、来週は別の部品に取り替えて組立作業を行う予定です。
写真の紹介ですが、組み上ったガソリンエンジンと上記破損部を生徒が見ているところ、掛かったエンジンの排気温度を非接触型の温度計で計測しているところ(今では当たり前ですが、この温度計は25年前から使用しているものであり、数百℃の高温まで測れるものです。これを焼津水産高校工学センターでは、25年以上前から使用してきたのです)。そして、最後は、最近に購入した工具ボックスです。

32HR 機関類型 総合実習(大型ディーゼルエンジンピストン抜き③) 10月20日
     
  本日のピストン抜き実習③は、前回に引き続き連節棒大端部のクランクピンボルトの規定トルク締め(25kg・m or 肌付角度45°)、そしてクランクピンと連節棒大端部の遊びの確認(片締めの点検)またシリンダカバーは、燃焼室側をワイヤーブラシで掃除(カーボン等の燃焼生成物取除き)後カラーチェックを実施、異常の無いことを確認できたら、シリンダに載せて、締付けボルトで固定(85kg・m or 肌付角度100°)で固定しました。その後は、燃料噴射弁、吸気・排気管、冷却水管を取付けました。次回は、燃料、潤滑油、空気系配管と安全弁、インジケータ弁、ロッカーアーム、プッシュロッドを取付て、冷却水を落し水漏れ点検後、試運転です。昨年に比べ今年はここまで順調です。次回が最終で上手く完工することを願います。こうして生徒と教員が一緒になって大きな仕事を行うことで、心の繋がりが出来ます。会社での信頼関係もこうして構築されるのでしょうか。生徒達は単に機械に関する技術だけでなく、上司との人間関係や仲間との協調性、周囲との人間関係作りも学んでいます。作業に関わった全員の強い絆ができます。エンジンの整備実習って危険も伴いますが、最高の実習です。

令和5年10月19日(木)3年航海類型 漁場調査実習
       

10月19日(木)リサーチに乗り漁場調査実習に行きました。

出港時、風が強く離岸に苦戦しましたが再チャレンジして出港することが出来ました。

風が強い状態での出港操船は生徒達の良い勉強になったと思います。
今回のポイントは焼津・石津浜沖です。

最近の実習では、釣果がゼロでしたが今回は30~40センチ代のアジが釣れました!!

デッキの至る所で「釣れた!」の声が!

釣れると嬉しいですね!!


次回も釣るのはもちろんですが、生徒による出港操船・入港操船が出来れば良いと思います。


このような実習を行うのは、焼津水産高校海洋科学科だけです。       

10月19日(木)リサーチに乗り漁場調査実習に行きました。

出港時、風が強く離岸に苦戦しましたが再チャレンジして出港することが出来ました。

風が強い状態での出港操船は生徒達の良い勉強になったと思います。
今回のポイントは焼津・石津浜沖です。

最近の実習では、釣果がゼロでしたが今回は30~40センチ代のアジが釣れました!!

デッキの至る所で「釣れた!」の声が!

釣れると嬉しいですね!!


次回も釣るのはもちろんですが、生徒による出港操船・入港操船が出来れば良いと思います。


このような実習を行うのは、焼津水産高校海洋科学科だけです。

10月18日(水)海洋科学科機関・工学類型小型船舶実習の様子
   
10月18日(水)海洋科学科機関・工学類型の総合実習で久しぶりに小型船舶教習を行ないました。この日は、天候も良く富士山が薄化粧した様子を見ることができました。この実習は高さ3,776mの富士山を見ながら最深部約2,500mの駿河湾で実習をしています。これは高低差6,700m以上で焼津水産高校でしか味わえない実習になります。
綺麗な富士山が見られたのは良かったのですが、逆に海面に浮いていたビニール袋(指が写っていてごめんなさい)とペットボトルの回収もありました。これらの物が将来的にマイクロプラスチックと呼ばれる海洋汚染につながります。今までも、またこれからも操船実習でプラスチックごみを見かけたら回収していきます。このような取り組みができるのも焼津水産高校だけだと思います。   
10月18日(水)海洋科学科機関・工学類型の総合実習で久しぶりに小型船舶教習を行ないました。この日は、天候も良く富士山が薄化粧した様子を見ることができました。この実習は高さ3,776mの富士山を見ながら最深部約2,500mの駿河湾で実習をしています。これは高低差6,700m以上で焼津水産高校でしか味わえない実習になります。
綺麗な富士山が見られたのは良かったのですが、逆に海面に浮いていたビニール袋(指が写っていてごめんなさい)とペットボトルの回収もありました。これらの物が将来的にマイクロプラスチックと呼ばれる海洋汚染につながります。今までも、またこれからも操船実習でプラスチックごみを見かけたら回収していきます。このような取り組みができるのも焼津水産高校だけだと思います。

12HR 水産海洋基礎 カッター訓練(授業参観) 10月10日(火)
    
 本日12HRの実習(水産海洋基礎)は、授業参観でカッター訓練を行いました。多くの保護者が見学される中、生徒達はいつもと違う雰囲気で緊張しながら行いました。そして本日が最終のカッター訓練ということで、保護者の声援が飛び交う中、2艇で2本勝負のレース大会(片道250mほど)を実施しました。結果は1勝1敗の引き分けでしたが、これまでのカッター訓練の成果を十分発揮して漕ぎきりました。最後は保護者に「かい・立て」(最敬礼)をして終わりました。保護者の皆様ありがとうございました。1年生で行うカッター訓練はこれで終了です。クラスの絆も強くなりました。生徒達は少しずつ成長し海に慣れ親しむ「慣海性の涵養(かんよう)」と協調性を持ち、たくましく生きる力を育む「人格の陶冶(とうや)」を学びました。よく頑張りましたね◎。次回は、金魚飼育②(品評会)とロープワーク(結索)を行う予定です。お疲れさまでした。

32HR機関類型 総合実習 大型ディーゼルエンジン ピストン抜き② 10月6日
      
 本日はピストン抜き実習②、前回の№5Cyl.に続き№3Cyl.もピストンを抜きました。まずシリンダカバーを取外し後、各クランクピンボルトを外し、連節棒大端部とクランクピン軸受けを切り離し天井クレーンでピストンを吊り上げました。そしてそのまま整備台に載せ、ピストンリング4本とオイルリング2本を外し、ピストンクラウンと、リンググルーブをワイヤーブラシで掃除して、カラーチェックを実施。ひび割れ等の異常ないことを確認し、各リング復旧、そして2気筒分のピストンをエンジンのシリンダ内に納めました。次回はクランクピンボルトを規定トルクで増し締めし、シリンダカバー(燃焼室側)カラーチェック後エンジン(シリンダライナ上)に復旧、小物や配管等を取り付けて、冷却水を落とし各気筒の吸気弁と排気弁のタペットクリアランスを調整し、試運転の予定です。今回の実習で、エンジンの核心に迫った生徒達、機関士の見習いとしてここまでやれたことに充実感がみなぎっていました。でも次回の試運転までは油断は出来ません。洋上でデッドシップのつもりで最後まで集中して細心の注意を払って取組んでいきます。      
 本日はピストン抜き実習②、前回の№5Cyl.に続き№3Cyl.もピストンを抜きました。まずシリンダカバーを取外し後、各クランクピンボルトを外し、連節棒大端部とクランクピン軸受けを切り離し天井クレーンでピストンを吊り上げました。そしてそのまま整備台に載せ、ピストンリング4本とオイルリング2本を外し、ピストンクラウンと、リンググルーブをワイヤーブラシで掃除して、カラーチェックを実施。ひび割れ等の異常ないことを確認し、各リング復旧、そして2気筒分のピストンをエンジンのシリンダ内に納めました。次回はクランクピンボルトを規定トルクで増し締めし、シリンダカバー(燃焼室側)カラーチェック後エンジン(シリンダライナ上)に復旧、小物や配管等を取り付けて、冷却水を落とし各気筒の吸気弁と排気弁のタペットクリアランスを調整し、試運転の予定です。今回の実習で、エンジンの核心に迫った生徒達、機関士の見習いとしてここまでやれたことに充実感がみなぎっていました。でも次回の試運転までは油断は出来ません。洋上でデッドシップ(自力航行不能)のつもりで最後まで集中して細心の注意を払って取組んでいきます。

令和5年10月4日(水)22HRインターンシップ事後報告会
  
前週に行なわれたインターンシップの報告会を行ないました。機関・工学類型では、ディーゼルエンジンの事を勉強しているのですが、実際にエンジンを作製している企業であったり、構造が同じである圧縮ポンプの製造会社や整備会社であったりと、普段の授業と関連のある企業での実習でした。このようなインターンシップが行なえるのは、焼津水産高校だけだと思います。

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