静岡県立焼津水産高等学校
 
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令和3年3月16日(火) 25HR総合実習
2年生最後の総合実習は、岸壁での釣り実習となりました。
先週のうちに、潮汐表を使って潮の流れを確認したり、釣り具の使い方を学んでおきました。


天気は快晴で気温も高く釣り日和…と思ったのですが、とにかく風が強い!

予報では7m、体感的にはもっと吹いていたように感じます。


そんな中でも皆頑張って竿を出していました。魚を釣れた生徒もいました。

  



肝心の釣果は…

  

写真の左からキタマクラ、クサフグ、ハオコゼ…毒魚ばかりでした。

カタクチイワシを釣れた生徒もいましたが、かわいいサイズだったので今回はすべてリリースしました。


翌日、「水産流通」の授業で釣れた魚の解説も聞き、地元の海にいる魚についての理解を深めました。

令和3年3月15日(月) 15HR 水産海洋基礎 小型船舶乗船と小川漁協見学
今年の1年生はマリンセミナーが無かったため、エンジンのついた船舶(動力船)に乗ったことがありませんでした。
この日は海況が良かったため、3艇に分かれて石津浜沖の定置網を見に行きました。


下船後は、小川市場の見学でした。

ちょうど水揚げされた魚が仕分けされ、セリが始まるタイミングだったので、すぐそばで見学させていただきました。


水産物の流通の現場を間近で見学でき、とても貴重な体験ができました。


 


  

令和3年2月16日 総合実習
先週に続いて海苔佃煮の製造実習を行いました。
先週のグループとは違うメンバーでの実習です。


材料や手順に変更はありませんでした。

でも、先週のグループの人たちから「海苔を細かくちぎらないと煮るのに時間がかかって大変だよ!」と聞いていたので、かなり細かくちぎっていました。


  

細か~くちぎったおかげで煮る時間は短縮できましたが、ちぎるのに時間をかけすぎてしまい、トータルではかえって時間がかかってしまいました…。


最後は原価計算まで行い、商品にするとしたらいくらで売るかまで考えました。

原価だけでなく、製造にかかった手間や時間も考慮する必要がありそうです。

令和3年2月16日 静岡大学とのワークショップ
本日の午後、静岡大学 地域創造学環の皆様とワークショップをしました。
テーマは「浜通りの活性化のためにできること」



時節柄、zoomを利用したリモートでの開催となりました。

空いている教室をグループごとに使用し、最初は太田隆之 准教授による講義を受けました。

その後各グループに1人ずつ大学生についてもらい、グループセッションをしました。


 


グループセッションの後は成果を発表しました。

水産高校のすぐ近くにある歴史ある「浜通り」を活性化させるために、皆真剣に考えて発表していました。



コロナ禍ではありますが、ICTを活用して外部と探究活動を行うことができ、生徒たちは良い刺激を受けていました。

静大生の皆さんもリモートということで、遠くは沖縄の実家から参加してくださっている学生さんもいました。

これからの教育の新しい可能性が感じられるワークショップになったと思います。



静岡大学 太田隆之准教授、学生の皆様、ありがとうございました。

令和3年2月9日(火) 水産海洋科学 サバ点描画実習
今日の実習では、魚の特徴を観察し、記録する能力を身に付けるため、点描画を描く実習を行いました。
水産物の流通に携わるものとして、魚種をしっかり見分けて、適切に販売する力はとても大切です。


今回初めて行いましたが、皆とても上手に描けていて驚きました。

2時間ではとても描ききれないため、最後はスマートフォンで撮影して、自宅で描くことにしました。


 


 

令和3年1月26日(火) 25HR総合実習 さばつみれ製造実習
数多く存在する水産加工品の中で、最も販売額が多いのもが「練り製品」です。
魚をすり身に処理することで、様々な加工品を作ることができます。

焼けばちくわ、蒸せば蒲鉾、揚げればさつま揚げという具合です。


今回は、摺りつぶしたさばを茹でて、つみれに加工する実習を行いました。

三枚おろしを多少失敗しても、身は摺りつぶしてしまうため、安心してさばけます。


摺る工程が大変でしたが、魚肉たんぱくが食塩によって溶かされ、加熱によって弾力を持つ流れを実感しました。

出来上がったつみれはちょうどよい味付けと歯ごたえになっていて、自宅でも好評だったようです。


流通情報科では、「このつみれを販売するならいくらに設定するか」や、「保存や流通経路はどうするか」など、

お客様に効率的に届け、効果的に販売する学習が必須となります。


 


 

令和2年12月22日(火) 知財事業 講師招請 25HR総合実習
ミューサポ株式会社 代表 永田雄一様をお招きして、
誰でも簡単に演奏できる楽器 「InstaChord(インスタコード)

知財戦略を題材に講義を行っていただきました。


アイデアを思いついたあとの、試作、資金集めはもちろん、

特許登録や意匠登録時の工夫や苦労などをたっぷり紹介していただきました。


今年度の知財学習は今回の講義で終了になりますが、このクラスの生徒は

かなりの知識を身に付けたはずです。


 


 

令和2年度 流通情報科 3年生の進路が決まりました。(12/1(火))
流通情報科 3年生40名全員の進路が決定しました。

令和2年度の卒業生は、就職が28名、進学が12名となります。

来年3月の卒業までに取得できる資格に挑戦しながら、

卒業後の進路先での準備を進めてもらいたいと考えております。




<就職> (業種毎・敬称略)

金融業 1名

・しずおか焼津信用金庫


サービス業 7名

・㈱正悦

・㈱舟小屋

・セコム㈱

・㈲焼津谷島屋

・㈱エディオン

・㈱静岡カントリー島田ゴルフコース

・㈱富士屋本部


事務・受付業 6名

・セブンセンス税理士法人 2名

・焼津漁業協同組合

・㈱一栄

・㈱落合自動車

・㈲小川動物病院


製造業(食品加工) 5名

・エスエスケイフーズ㈱静岡工場

・ネスレ日本㈱

・㈱ヤマザキ大幡事業所 3名


製造業(水産加工) 5名

・㈱クリエイト 2名

・㈱柳屋本店 3名


製造業(その他) 4名

・ショウケンガリレイ㈱

・スズキ㈱

・メガロ化工㈱

・㈱吉村静岡総合工場



<進学>(校種毎・敬称略)

4年制私立大学 4名

・常葉大学 経営学部 経営学科

・常葉大学 健康プロデュース学部 健康栄養学科

・静岡福祉大学 子ども学部 子ども学科

・静岡産業大学 経営学部 経営学科


専門学校等 8名

・大原簿記情報医療専門学校 静岡校 2名

・大原法律公務員専門学校 静岡校 2名

・静岡デザイン専門学校 グラフィックデザイン科 3名

・ルネサンス・ペット・アカデミー ペットエステ・トリミング科2年制




令和2年12月8日(火) 知財事業 わさびミュージアム見学
知的財産学習の一環で、函南町にあるわさびミュージアム(㈱山本食品様)を見学させていただきました。
わさびミュージアムは、先進的な企業である山本食品様が、わさびを広く知ってもらうために作られた施設です。


わさび漬けへのこだわりや衛生管理手法の説明に始まり、独自に開発されたおろし金「鋼鮫」(登録商標)を使って実際に生わさびを擦り、一般的なおろし金との違いを味わわせていただきました。


お土産コーナーでは、店員さんの猛烈なアプローチを受け、端から順番に味見させていただくことができました。


生徒は知財についての説明もしっかりと聞き、今後の学習に生かしたいと決意を新たにしていました。


 


 



令和2年11月24日 25HR総合実習
魚国で販売するジャム作りが終わり、久しぶりにクラス全員で実習をしました。
(ジャムは2種類とも完売!ありがとうございました!)

今回から新しいテーマでの実習が始まりました。
「焼津市の津波避難地図の見直し」です。

3、4人ずつの班に分かれて、班で1つ学校の近くの避難タワーを選びました。
その後、海岸沿いの道路(または学校)をスタートにし、タワーまでの避難経路の下見を行いました。



学校に戻ってから、地図やストリートビューを見ながら
「この道は細くて避難する人が殺到したら危ないね」
「ここの交差点は見通しが悪くて、急いでいる人が行き交ったら危ないかも」
など気付いた点を書き出しました。

 

流通情報科では「地域に貢献できる人材」を育てています。
焼津市を「住み続けられるまち」にするため、今後も調査をしていきます。

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