静岡県立川根高等学校
 
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令和元年度 川根地区連携型中高一貫教育 夏季川根講演会
 7月11日(木)、川根高校を会場に、令和元年度川根地区連携型中高一貫教育夏季川根講演会を行いました。
 夏季講演会は、夢プロ事業の一環でローカルな視点から川根地域の課題を発見し、他地域の課題と結び付けて捉え、川根の将来を考えることを目的に行っています。今回も、連携中学の中学生65人と本校生徒139人が参加しました。

 今年度は、静岡文化芸術大学文化政策学部文化政策学科 准教授の舩戸修一先生をお招きし、
「人口が減少する中でも農山村の集落を消滅させない地域づくり~静岡県浜松市における舩戸ゼミの調査&実践活動から~」という演題で講演を行っていただきました。
 人口減少が問題視され、過疎地域が将来消滅すると言われる中、「本当にそれは地域の視点から見ているのか。」「視点を変えることで、地域を存続させる希望が見えてくる。」という研究の成果を発表していただきました。最期には、川根という地域で生きるということに、誇りを持つことの大切さを生徒たちに熱いメッセージとしていただきました。

 講演後の生徒の感想では、「そういう視点もあるのか、と勉強になった。」や「本当に人口減少は課題じゃないのか、と思った」などがあり、自分たちが生活している川根本町と、講演に出てきた佐久間のX集落を重ね合わせながら、生徒1人1人が課題意識を持って講演を聞き、刺激を受けたことがわかりました。

 生徒たちにとっては、舩戸先生の研究なさっている新しい視点を活かして、自分たちがこれからどう生きていけばいいのか、また川根本町や集落とどのように関わっていけばいいのかと考える良いきっかけになったと思います。
舩戸先生、ご講演ありがとうございました!!