11月17日(金) 食育の日(19日)モンゴルの料理
「
ごはん、トムスニーホチマル(ひき肉とポテトの料理)、ローワンギーニサラート(にんじんのサラダ)、ノゴートイシュル(野菜スープ)、りんごヨーグルト、牛乳」
モンゴルの伝統的な食べ物は白い食べ物と赤い食べ物の2つに分けられます。白い食べ物は乳製品、赤い食べ物はお肉です。お肉は主に羊肉を食べ、塩を使ったシンプルな煮込み料理がほとんどです。中国に近いので、揚げ肉まん(ホーショル)や蒸し餃子(ボーズ)などもあります。給食では羊肉の調達が難しいため、豚肉や牛肉を使いました。
11月21日(火) <和食献立① 秋の味わい定食・煮干し出汁の根菜のみそ汁>
「
きのこごはん、鶏肉のもみじ焼き、青菜の酢ゼリー和え、根菜のみそ汁、牛乳」
和食のポイントとして、出汁と一汁三菜があります。給食でも毎日天然の出汁をとって調理し、出汁の種類も献立によってかえています。21、22日はさまざまな出汁を味わう「和食献立」。出汁の味や、和食のホッとする優しい味を感じてほしいです。煮干し出しは力強く骨太なしっかりとした味わいが特徴です。旨味の種類はカツオと同じイノシン酸ですが、味噌に負けない良いコクを出してくれるので、具だくさんのみそ汁におススメです。給食のみそ汁も煮干しで出汁を取ることがあります。きのこご飯はカツオ出汁で炊きました。カツオ節を振りかけるとうまみがより際立ちます。煮干しとカツオの旨味の違いを感じられたのではないかと思います。
11月22日(水) 和食献立②<和食献立② 松風焼き定食・鰹昆布出汁のさつま汁>
「
ごはん、松風焼き、白菜の煮びたし、さつま汁、牛乳」
鰹昆布の合わせ出汁は万能出汁です。昆布のグルタミン酸、鰹のイノシン酸、2つのうま味が重なると相乗効果でうま味が数倍にも感じます。うま味があると、しょうゆや塩などの調味料が少なくてもおいしい味付けになり、減塩につながります。さつま汁だけでなく、白菜の煮浸しも合わせ出汁で調理します。ほっとするやさしい旨味を味わいました。
11月24日(金) 勤労感謝の日献立
「
豊年ごはん、いわし生姜煮、豆とひじきの卯の花、けんちん汁、水ようかん、牛乳」 23日は勤労感謝の日でした。もともとは農作物の収穫を祝う(新嘗祭)ために設けられた祝日ですが、「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として制定されて、農作物に限らず、すべての生産を祝い勤労をねぎらう祝日になりました。食事ができるまでに関わる全ての人、命に感謝の気持ちをこめて「いただきます。」「ごちそうさま。」の挨拶を大切に。豊年ご飯は新嘗祭にちなんで旬の食材を詰め込んだ混ぜご飯です。