3月8日(金)
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ごはん、鶏肉とじゃがいものごまみそ和え、レタスのシャキシャキ青のり和え、新玉ねぎのみそ汁、牛乳」
浜松市では、1月から、日本で一番早く「新玉ねぎ」の出荷が始まります。新玉ねぎは外側の皮が薄く、水分を多く含み、辛みが少ないので生でおいしく食べられます。給食では、生のまま提供することが難しいため、みそ汁の具として新玉ねぎを使っています。実が厚いので、加熱すると生とは違ったおいしさを感じられると思います。
3月11日(月)
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キムチチャーハン、じゃがいもの香味和え、春雨スープ、牛乳」
春雨は春に降る雨、別名「菜種梅雨(なたねつゆ)」ともいいます。食べ物の春雨は、小さな穴が開いた機械に、さつまいもやじゃがいも、緑豆(りょくとう)のでんぷんで作った生地を入れ、高いところから熱湯へ落として作られます。生地が落ちていく様子が、春にしとしと降る雨のようだったので「春雨」と名前が付けられたそうです。給食で使っている春雨は、緑豆でんぷんから作られています。
3月12日(火)
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ごはん、和風ミートローフ、青菜とえのきの和え物、すまし汁、ぶどうゼリー、牛乳」
ミートローフはひき肉に玉ねぎ、調味料などを混ぜ合わせてこねた生地を型に詰めて、オーブンで焼いた料理です。「ローフ」は、英語で「かたまり」という意味の単語です。焼き上がりを切り分けて食べるのが特徴です。給食では型がないので調理員さんに棒状の形にしてもらい、オーブンで焼いてから切り分けて盛付けました。和風というのはソースにみそを使って仕上げてあるところからです。
3月13日(水)
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ごはん、ホイコーロー、もやしの和え物、五目スープ、牛乳」
ホイコーローは中国、四川料理を代表する料理です。「ホイコー(回鍋)」は、一度調理したものを鍋に戻して温め直すという意味で、本来はかたまりのまま茹でた豚肉を切って、鍋に戻して油で炒め直した料理をさすそうです。トウバンジャン、テンメンジャンを使って味付けします。日本ではキャベツを使いますが、四川ではにんにくの葉が使われるそうです。
3月14日(木)
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横割りパン、ボロニアカツ、キャベツと大根のサラダ、チンゲンサイのミルクチャウダー、牛乳」
2月の「ふじっぴー給食」でも紹介したチンゲンサイ。静岡県内で一番最初に栽培を始めたのは、旧豊田町(現在は磐田市)です。県内では浜松市を中心に作られていて、種をまいてから約50日で収穫できます。長さ15㎝くらいの手のひらサイズのミニチンゲンサイもあり、こちらは種をまいて約30日で収穫できます。今日の給食で使用したチンゲンサイも浜松市産です。