6月30日(金)
「
ごはん、豚肉のしょうが炒め、かぼちゃの煮物、豆腐のみそ汁、さくらんぼ、牛乳」
さくらんぼは「くだものの宝石」とも呼ばれ、5月下旬から7月上旬にかけて出回ります。私たちが食べているものは花見を楽しむ木ではなく、「西洋実桜(せいようみざくら)」という種類の木からできる大粒で甘い実です。日本の主な産地は山形県で、品種では「佐藤錦(さとうにしき)」が66%を占めています。当日のさくらんぼも山形県産でした。
7月3日(月)
「
ごはん、生揚げのそぼろ煮、いんげんのごま和え、じゃがいものみそ汁、すりおろしりんご、牛乳」
いんげんは中央アメリカ原産で、16~17世紀頃にかけて南北アメリカ、ヨーロッパと広がっていきました。日本には、17世紀に隠元というお坊さんによって中国から伝えられ、これが名前の由来になったといわれています。いんげんには多くの品種があり、さやごと食べるものと、豆だけを食べるものがあり、さやごと食べるものは、さやいんげんとも呼ばれます。
7月4日(火)
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ごはん、いわしのかば焼き、きゅうりともやしの和え物、小松菜のみそ汁、ヨーグルト、牛乳」
きゅうりは3,000年以上前からインド北部で作られていた野菜です。名前は完全に熟すと黄色になるため「黄瓜」から「きゅうり」と呼ばれるようになりました。黄色くなるとおいしくないため、緑色のうちに収穫されます。皮に張りがあり、トゲがとがっているものが新鮮なきゅうりです。
7月5日(水)
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梅ごはん、海老芋コロッケ、ミニトマト、小松菜とがんもどきの煮物、冬瓜のみそ汁」
海老芋は里芋の一種で、京都の伝統的な里芋です。縞模様と芋の形がエビに似ていることから呼ばれるようになりました。ねっとりとした食感とうま味があります。エビのような形に栽培するためには技術と手間が必要です。磐田市の海老芋は生産量日本一で、給食の「海老芋コロッケ」も磐田市産の海老芋を使用したコロッケです。高等部給食委員会のお昼の放送も始まりました。放送の様子も紹介したいと思っています。
7月6日(木)
「
食パン、ポテトとお米のササミカツ、ラタトゥイユ、チンゲンサイのミルクチャウダー、はちみつ&マーガリン、牛乳」
ラタトゥイユはフランス料理です。ラタは「ごった煮」トゥイユは「かきまぜる」という意味です。オリーブオイルで野菜を炒めて、トマトで煮込んだ料理です。ズッキーニやなす、パプリカ、インゲンなどの季節の野菜が入ります。探してみてください。野菜は、おもに体の調子を整えるはたらきをします。成人で1日350~400g摂ることが望ましいとされています。野菜は炒めたり、茹でたりすることで、かさが減ってたくさん食べられます。夏野菜が出回る時季です。おいしい野菜をたくさん食べましょう。