点字・白杖

白杖

歩行練習の様子

 本校では、外部の歩行訓練士と連携して児童生徒の歩行練習を行っています。今年度中学部の生徒は、白杖で誘導ブロックと警告ブロックを見分ける練習を行いました。交差点に入るときに足裏で警告ブロックを確認していると、止まるのが遅れて車にぶつかってしまうからです。白杖歩行には、道路の特徴を覚えることや、車や自転車の音をよく聞いて適切に判断する力も必要となります。また、雨風の音で車の音が聞こえなかったり、歩道に配送車が停まっていたりするなど、周囲の状況も毎回少しずつ異なります。繰り返し歩行練習を行うことで、様々な状況に対応する力を身に付けることができます。

点字

自立活動研修会③点字

 7月24日に教職員向けの自立活動研修会③「点字」を行いました。校内の教員が講師となり、参加者はそれぞれの興味関心に応じて3つのグループにわかれて体験的な学習をしました。各グループのテーマは、【Aグループ】パーキンスを使って簡単な文を転写しよう、【Bグループ】分かち書きの基礎とWin-besの使い方を習得しよう、【Cグループ】複合語の分かち書きと切れ続きを学ぼうでした。参加者からは、「実際にパーキンスやソフトを使ってみて使い方を理解することができた。」「分かち書きや切れ続きは様々なパターンがあることを知り、さらに深く学びたいと思った。」などという感想が聞かれました。今後、それぞれの授業作りに役立てていこうと思います。

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