• 2025/03/10(月)令和6年度学校保健委員会開催

      2月20日、学校医・PTA(厚生委員)・本校職員等による学校保健委員会が開催されました。養護教諭や教育相談室長による学校保健全般の報告や協議の後、本校生徒保健厚生委員会研究班の生徒による研究発表が行われました。今年のテーマは「カフェインといえば眠気覚まし…本当にそれだけ?」とし、静高生にカフェイン利用の実態や認識をアンケート調査するとともに、研究班の生徒自らが被験者となり、カフェインが体に与える影響を検証しました。

    静高生のカフェイン摂取はコーヒー、緑茶が多く、飲む理由は味の良さが共通ですが、緑茶は水分補給や習慣であるのに対し、コーヒーやエナジードリンクは眠気覚ましという理由も多くありました。そこで、研究班の一人がエナジードリンクを摂取して睡眠時間や心情の変化を記録しました。その体感として2週間あれば依存してしまうことを感じ、付き合い方が大事だとの発表をしました。

    学校医の先生方からは、「自分たちで考え、やってみたことが貴重」「おもしろい研究」との感想をいただきました。またダブルブラインドテストなど治験の方法や現在のエビデンスをご紹介いただくとともに、エナジードリンクなどの商品のメーカーは売れればよいが、依存性があり大量摂取は危険であるというアドバイスもありました。

    生徒の皆さんにも、「カフェイン摂取のメリット・デメリットを知ってもらったうえで上手に付き合ってもらえればと思います。

     

     

     

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