三方に向かう三角形は、波を押し分け進む水産科を表しています。中央から三方に伸びる稲穂は、農業科を象徴しています。中央にある「高」の字には、普通科の意味が込められています。
稲取高校は、地域の人材を育成する高校として、時代に応じて変化を遂げてきました。現在は昼間の普通科のみを設置していますが、昭和初期には夜間部(定時制)があり、農業科、水産科、家庭科を学ぶ生徒もいました。稲取高校の校章は、このように時代に応じて変化してきた100年を超える歴史を意匠化したものです。