公開日 2024年10月10日
避難と復興まちづくりの姿を見て学ぶ東北視察 2024
R6.7.27〜30
7月27日から30日にかけて、愛媛大学防災研究センター、東京大学復興デザイン研究体主催の東北視察に参加しました。天竜高校をはじめとする高校生や大学生、防災専門家が東北地方を訪れ、東日本大震災後の避難と復興まちづくりについて学びました。この視察は、復興の現場を直接見て、地域防災に向けた未来の取り組みを考えるための貴重な機会でした。
視察初日は、東京大学で関東大震災の遺構を学び、福島県では原子力災害伝承館や浪江町立請戸小学校を訪問。現場で避難の実際や復興の取り組みについて理解を深めました。
次に名取市、石巻市、釜石市といった被災地を巡り、震災遺構や防災インフラ、復興計画の詳細を学びました。特に、復興プロセスや盛土による安全性向上といった現地の取り組みは、地域防災に向けた有益な知見を提供しました。
視察を通して、避難行動や復興まちづくりの重要性が実感できました。天竜高校の生徒たちは、この経験を活かし、今後の事前復興計画活動に積極的に取り組んでいきます。
防災地理部について
防災地理部は、東京大学や愛媛大学と連携し、都市計画や防災・復興を学ぶ場です。総合学科の探求学習の一環で、希望者が参加しています。今後は東北視察を行い、12月の復興デザイン会議で成果を発表します。