相談の様子
乳幼児教育相談『ひよこ教室』
- 『ひよこ教室』へは、見えにくさのあるお子さんが、保護者の方と月に一回程度おいでになります。そして1時間から2時間ほど、おもちゃや絵本がたくさん置いてあるひよこの部屋や、広々とした芝生の運動場などで楽しく遊んで帰ります。
- 遊びながら、物に触れたり、見たり、音や声を聞いたりして、全身の感覚をたくさん使えるように配慮します。スタッフや保護者とのコミュニケーションも大切です。
- 保護者の方には、お子さんの様子から見え方を推測してお伝えしたり、より良い関わり方について一緒に考えたりします。
学齢児教育相談
- 学齢児の教育相談には、見えにくさをもちながら、一般の小中学校に通っている児童生徒のみなさんが必要に応じて来校されます。月に1度来校される方や、1学期に1度、年に1度など様々です。
- 教育的な立場からの視力測定ができます。
- ルーペや拡大読書器、タブレットなどの視覚支援機器の体験や練習ができます。
- 経験のない新しい学習が始まる前に、本校の教育相談で一度経験しておく『先行学習』もよく利用されています。例えば…
- 定規、三角定規、分度器、温度計などの細かい目盛りを読み取る学習
- 三角定規、コンパスなどで図形を描く練習
- かなづち、カッター、彫刻刀など、危険を伴う図工道具の扱い方
- 包丁、裁縫、ミシンなど家庭科の学習
- なわ跳び、跳び箱などの運動系
- 宿泊訓練や修学旅行の配慮事項に関する相談
などなど、様々な先行学習が可能です。
- 在籍校で拡大教科書を利用されている場合、年に一度の申請の前に、学習上もっとも効率の良い文字の大きさを調べることができます。拡大教科書の実物を見ることもできます。また、使いやすいノートなども紹介します。
- iPadでPDF版の拡大教科書を利用するため、UDブラウザの利用方法を学んだり、その申請について相談したりできます。
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教育相談を希望される方は、電話またはメールでお知らせください。
相談は無料です。
電話 054-283-7300
教育相談専用メール soudan.shizuoka-sb@edu.pref.shizuoka.jp