公開日 2025年06月18日
6月10日(火)に、小学部のお話発表会が行われました。何週間もかけて考え、練習した成果の発表です。
始めの会では5年生から「みなさん、緊張していますか?僕も緊張しています。でも、その緊張をよい発表につなげましょう!」と呼びかけがありました。

最初は1年生3人での発表『おむすび ころりん』でした。小学部での初めての大舞台でしたが、音読や暗唱、劇の動作など、それぞれに任せられた役割を果たし、息の合ったかわいらしい発表ができました。

3年生の『はらぺこ あおむし』では、あおむしが食べたいろいろなものを缶に入れたり、あおむし→さなぎ→ちょうと変化する様子をボードにはったりと、落ち着いた発表ができました。

次の3年生の『詩を書いたこと』では、谷川俊太郎さんの「どきん」を読んでの楽しさを元に、自分でも詩を作ったことを題材にした発表でした。最後には自分の詩を堂々と披露することもできました。

5年生の一人目は『柔道は楽しい』と題して、楽しく取り組んでいる柔道の技や、技をかけるときの注意点などをわかりやすく発表し、将来はパラリンピックの選手になりたいという夢を明るく語ってくれました。

最後の5年生の『発明で社会を変えよう』では、全盲であるためにセルフレジが不便で使えないことについて訴え、将来、全盲でも使えるタッチパネルを開発して社会を変えたいという大きな目標について発表してくれました。

その後、校長先生の講評の中でそれぞれに合った『◯◯賞』をもらい、充実した時間を過ごすことができました。会場の保護者や先生たちからも大きな拍手をもらい、より自信を高められたことと思います。来年の発表での成長も楽しみですね。
