ページタイトル

令和7年度高等部修学旅行

公開日 2025年06月11日

 高等部3年生は5月14日から16日までの2泊3日で、理療科に関わる施設見学や東京の歴史・文化に触れることを目的に、東京方面へ修学旅行に行ってきました。旅行中の様子をご紹介します。

1日目 5月14日(水)

 1日目は、最初に高田馬場にある日本点字図書館を訪ねました。ここでは、創始者である本間氏の展示室をじっくりと見学しました。本間氏が使っていた机や電話を前に85年の歴史を振り返ることができました。
日本点字図書館 本間氏デスク前にて

 午後は中野にある陽光園治療室に行きました。
生徒は、指導者である先生のご説明を聞き、熟練の施術を体験することができました。
陽光園治療室 高橋先生

 その後スカイツリーまで移動して、東京の遠景を眺めました。

スカイツリーから見た東京

 

2日目 5月15日(木)
 2日目はまず、浅草寺に行って国家試験の合格祈願をしました。ここでおみくじを引いたところ、生徒と引率教員は「凶」。この流れを教頭が「大吉」を引いて見事静岡視覚の厄を断ってくれました。
  浅草寺 お参り  浅草寺 おみくじ  

午後は浅草演芸ホールへ入場し、様々な演芸を観賞しました。なんと生徒が計画当初から「見たい!」と1番に希望していた神田伯山の講談を聞くことができました。偶然の出来事としてはできすぎのことと思います。その他にもねずっちの漫談や春風亭昇太師匠の落語、真打ちお披露目の口上などを堪能しました。

浅草演芸ホール

 夕食は日本橋で天丼を平らげました。

3日目 5月16日(金)
 最終日は赤羽にある一枝のゆめ治療院にて専務理事である先生より施設説明と施術をしていただきました。一枝のゆめといえば新卒学生への卒後研修や有資格者への施術研修を主軸に、あん摩マッサージ指圧コンテストやあん摩甲子園の開催を行っています。先生から、施術する筋の名称や母指圧の方向など的確な説明をしながら生徒を指導していただきました。
一枝のゆめ 藤井先生 一枝のゆめ 治療院前


 午後は上野に移動して国立博物館を見学しました。漆器の輪島塗の制作過程を触察できるパネルや、館内の展示品を触知できる立体模型を、7人のボランティアや博物館職員の方にご説明いただきました。
東京国立博物館 輪島漆器パネル  鎧の前で


 以上で全日程を終了し静岡へ戻ってきました。

 最後に、修学旅行の報告会で生徒が報告した内容を一部紹介いたします。
 「修学旅行の3日間で、ご高名なお二人の先生方から実際に施術を受けながら教えてもらえたことに感動し、とても勉強になりました。技術はもちろんですが、治療院の経営は理念をしっかりもって運営していくことが大事だと思いました。今回学んだことを生かして学校でも学び、国家試験合格を目指して頑張っていきたいと思います。」
 

PAGETOP