美術専攻

美術専攻の活動について

令和8年度美術専攻は3年生23名(うち男子4名)、2年生28名(うち男子2名)、1年生18名(うち男子2名)です。合計69名です。全員美術部に所属し、美術系進路を目指し、放課後は学校で実技力、家庭に帰ったら学力の向上を目指します。

 

ここからは一年間の活動を紹介します。

新年度最初の授業で2,3年生によるデッサンバトル(画像1)が行われます。作品は氏名を伏せて3年生が評価し講評します。1年生は入学後最初に取り組む「美術Ⅰ」の風景画の授業で水彩画を描き(画像2)、さらにそれを木版画にします(画像3)。1年生では同じ内容を学びますが、2年生になると油絵・デザイン・日本画・彫刻(画像4)の4専攻に分かれて学びます。

6月の学校祭が過ぎると、土曜日の学科講習とともに実技講習が始まり、夏休みはほぼ毎日実技講習(画像5)と美術部の活動で技術を磨きます。美術専攻・美術部合同でモチーフのスイカのスイカ割り(画像6)や、美術館見学(画像7)など楽しいイベントもあります。また、一日体験入学において芸術科美術専攻では中学生は在校生による指導のもとデッサン体験(画像8,9)をします。大学生になった卒業生の講演会も行います。9月には美術大学の教授をお招きして出張講義(画像10)が行われます。昨年度は富山大学芸術文化学部でした。それ以外にも武蔵野美術大学、静岡文化芸術大学、東北芸術工科大学など複数の美術大学の講義や説明会を本校で実施しています。


年末には年に一度の授業の成果を発表する展覧会を開催します。1・2年生展と3年生による卒業作品展です。毎年、卒業作品展のDM・ポスター(画像11)、展覧会場で行う友情コンサートポスター(画像12)も3年生の授業を通して制作しています。今年度も12/23(水)~28(月)プラサヴェルデ市民ギャラリー(画像13,14)にて同期間同会場で行う予定です。会期中には会場にて「音楽専攻生による友情コンサート(画像15)」を実施しています。

1月には、1年生の「構成」の授業で静岡県高等学校総合文化祭ポスターコンクールに取り組み、一昨年度は最優秀賞(画像16)として昨年度の高文祭で採用され、昨年度は優秀賞・佳作の各賞を受賞(画像17)し、これらの入賞作品は9月の県高総文祭当日にグランシップで原画が展示されます。芸術のシーズンオフとなる3学期から春休みには、美術館デッサン講習会(画像18,19)を実施しています。美術専攻2年生全員を対象に行います。昨年度は静岡県立美術館ロダン館にご協力いただき3月に実施しました。

 

美術専攻では、様々な実践的な制作を行います。

今年度は1年生の授業で、ガチャガチャのミニタオル5種のデザインに取り組んでいます。昨年度より、中日本エクシス株式会社駿河支店様のお声掛けで、今年度は株式会社プロスパー様、株式会社ジェイグループホールディングス(駿河楽市清水PA店)様と本校の四者で実施しています。昨年度は「桜えび塩クッキー」のパッケージデザインに取り組みました。(画像20,21,22)下記リンクからご覧いただければと思います。

産学連携プロジェクト「土井製菓 桜えび塩クッキー」 NEOPASA清水限定パッケージデザイン コンペティション in 静岡県立沼津西高等学校 | 地域に新しい風を。 教室から売り場へ。産学共創が生む“地域のはじまり”

また、一昨年の1年生は富士山茶株式会社様からお声掛けいただいた茶ようかんパッケージデザインに取り組み、採用していただいています。(画像23)昨年は、同企業様から抹茶缶ラベルデザインのご依頼をいただき、3年デザインの授業で行い、採用していただきました。(画像24,25)

また昨年度は、本校に歴史のあるフェンシング部があることなどから、沼津市より依頼を受け、フェンシングのまち沼津推進協議会が大会等で沼津を訪れる選手等へ、“おもてなし”として配布するオリジナルペットボトルのラベルデザインに取り組みました。(画像26,27)2年次にデザインの課題で取り組んだ「ご当地ポスターデザイン」がぴったりはまった3年生が、アレンジしてデザインしました。思いがけず、作品が多くの方の目に触れる機会をいただくことができ、卒業前に、また一つ思い出を増やすことができました。

令和4年度には、沼津観光協会様からのご依頼で、沼津市制100周年記念「江原素六翁かるた」の絵札とパッケージデザインに取り組みました。半年かけて42名の美術専攻生が関わり、翌4月から発売されるに至りました。(画像28)その前年にも江原素六先生生誕180周年没後100周年記念式典ポスターの依頼を請け、3作品をポスターやチラシとして採用していただきました。(画像29)

これまでには、校内依頼物として、芸術科マーク(画像30)、サッカー部のエンブレムのデザイン(画像31)に取り組み、今でも採用されています。令和5年度には芸術科20周年記念マークを1年生の授業で取り組みました。(画像32)

令和4年度まで12年間に渡り、1年生の授業において、地元企業の『JAふじ伊豆(旧なんすん)』様と、のぼり旗やパッケージデザインの協働活動を行いました。かつては地元のパン屋『しゃんぴによん』様からの依頼を受けて宅配のキャラクターやロゴをデザインしました。コンビニとコラボしたおにぎりのパッケージデザインや、沼津商工会議所90周年記念マーク、地元企業のマーク等も採用していただいたことがあります。また、3年生でも、卒業制作のテーマとして、『ikor』様(沼津の菓子店)のショップデザインや『ねこや』様(沼津港にある甘味処兼ギャラリー)の看板デザインを提案させていただいたり、本校のある松下町自治会様からの依頼を受けて松下町のパンフレットを作成したりしています。

このように地域の皆様の御協力のおかげで、美術専攻生は貴重な経験をしています。

 

これらの取り組みの結果、昨年度の進路実績は、国公立では金沢美術工芸大学、愛知県立芸術大学、富山大学芸術文化学部など、私立は武蔵野美術大学、多摩美術大学など有名美大に合格し進学しています。大学卒業後もアーティスト、デザイナーはもちろん、小中高の美術教諭、大学教員、中には漫画家デビューしている卒業生もいます。本校での学びをきっかけに各方面で活躍しているクリエイターたちがいます。

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