校訓「克己」
静岡県立沼津西高等学校は、静岡県沼津市にある全日制の高校で、普通科(1年4クラス、2年5クラス、3年5クラスの計14クラス)と芸術科(1年から3年まで各1クラスの計3クラス)があります。千本松原に近く自然に恵まれ、また交通の便も良く、非常に恵まれた環境の中で勉強や部活動に取り組むことができます。
校訓は「克己」、教育目標は「より高きを目指して挑戦できる実力と豊かな人間性を育み、自ら判断し行動できる生徒を育成する」です。
教育方針は次の4つです。
- 学習指導の充実
生徒の学ぶ意欲を高揚させる指導法を工夫・改善し、鍛える授業を通して、確かな学力を身に付けさせると共に、自ら学び・高める学習習慣を、身に付けさせる。 - 目的意識の確立と進路実現
学年・学科の特性を生かし自己認識を明確化させ、目的実現のための適切な進路指導を進める。 - 基本的生活習慣の育成と体力・気力の涵養
学校・家庭生活及び学習・特別活動・諸活動等を通して、規範意識や品性・品格を培い、自律的な生活行動を確立させ、健康で活力ある心身の育成を図る。 - 安全教育の推進
震災等自然災害への対応力を充実させると共に、災害発生時には地域社会に貢献できる意識を培う。
校章
本校が静岡県立沼津高等女学校であった時には青地に富士を配した校章を用いていたが昭和24年度男女共学の高等学校として再発足するに当たり、生徒会の発議のもとに、校章考案委員会が設けられて、広く一般生徒に公募し、現在の校章が採用されるに至った。
この銀製の丸形は天地宇宙を暗示し、中央赤色の十字はそのまま四方位を示し、交叉点を中心として学校の力をあらゆる方向に及ぼし、よりよく美しきものにするという精神を示している。またそれによって区切られた四つの面は春夏秋冬の四季を意味し、十字に沿った緑地の斜線は松を図案化したもので、その緑は操を表し、四季その色を変えない、更にまたこの十字を窓の棧と見たとき、四季を通じて窓越しに常緑の松を眺め学習し得る千本の松林を環境とする本校そのままの姿が図案化されたものとも言えよう。