公開日 2024年01月26日
1月25日、吉野彰先生の講演会に理数科の1・2年生が参加しました。
吉野先生は、今では生活に欠かすことができないリチウムイオン電池に関する業績により、
2019年にノーベル化学賞を受賞しました。
◎講演
講演では、先生がノーベル賞の受賞に至った経緯とともに、今後実現されるであろう近未来
社会について興味深いお話がありました。そして1980年代に提起されたオゾン層破壊の問題と
その現状に触れ、これから解決していかなければならない地球温暖化などの環境問題に対して、
どのように向き合うべきかヒントをいただきました。
◎トークセッション
来場した高校生を代表して本校2年生の池上さんが登壇し、吉野先生とのトークセッションに参加しました。
池上さんの「研究者に必要なことは何か」という質問に対し、
吉野先生は「1つ目に、誰も思いつかないような新しいことを見つけること」
「2つ目に、その発明が人々に共感を持ってもらえるようなものであること」
とアドバイスをいただきました。
世界をリードする研究を進めてきた先生の講演会は、とても貴重な機会となりました。