公開日 2025年12月05日
この度、グローバル・クラスルーム日本協会主催による第19回全日本高校模擬国連大会本大会が、令和7年11月15日(土)、16日(日)の2日間、国際連合大学(東京都渋谷区)にて開催され、本校2年生の生徒2名が出場いたしました。
9月に行われた予選大会を勝ち抜いた全国の高校生、約90チームが一堂に会し、2つの議場に分かれて議論を展開。「デジタル公共圏のガバナンスー表現の自由と多文化共生社会」という重要な議題について、2日間にわたる熱心な討議を経て、各国大使としての提案政策を作成しました。
模擬国連(Model United Nations: MUN)とは、参加者が割り当てられた担当国の大使となり、国際社会の抱える問題に対し、自国の立場や国益を踏まえた政策を立案・交渉する活動です。
本大会では、自国の主張を明確に伝え、また他国の状況や意見を深く理解するために、高い英語運用能力が不可欠です。それに加え、大使としての品格ある振る舞い、多様な意見を建設的に調和させるコミュニケーション能力、そして議論をまとめ上げるリーダーシップといった、多角的な能力が求められます。時には他国と戦略的に協力し、互いの国益が損なわれないよう政策を綿密に擦り合わせる交渉力も必要とされます。
今回参加した2名の生徒は、多忙な学校生活の中、自主的に模擬国連の準備を進め、大会に臨みました。日本全国の名だたる名門校の生徒たちと肩を並べ、世界規模の課題について真剣に議論を交わした経験は、彼らにとって非常に貴重で得難い財産となったことでしょう。惜しくも入賞は逃しましたが、この大会で培った国際的な視点、論理的な思考力、そして交渉力を、今後の高校生活はもちろん、将来の進路実現に向けて大いに活かしてくれることを期待しています。
生徒感想
英語を用いるこういった大会に参加するのは初めてだったので、失敗してしまわないか不安でしたが、相方や他の参加者の協力のおかげで、無事に大会を終えることができました。国益を守るために、他の国とぶつかることもありましたが、どうしたら会議全体の利益に繋がるのか、そのために今自分のできることは何かといったことを考えるのは、とても勉強になりました。互いに違う価値観を持ちながら、同じ立場で討論をしたこの貴重な経験を、今後に活かしていきたいです。
模擬国連という競技には前から興味がありましたが、本格的な参加は今回が初で議場がどのような雰囲気なのかも掴めないまま挑んだ会議でした。私たちチームはネパール大使としてその国の国益を考え、守りながら他国との協議を重ねました。もちろん議場の内容も面白かったですが、私の中で一番印象に残ったのは各国大使の個性の強さです、日本の高校生は世界的に見ても自分の意思を表明するのが苦手だと言われていますが、議場では全ての大使が自分の意思をしっかり根拠やロジック、各国の時代背景を理解し怯むことなく伝えることができている状況が私にとって新鮮でした。次の機会があれば積極的に参加していきたいです。
