東工大の博士の講演を聞きました(サイエンスダイアログ)
28HRを対象に、東京科学大学のKoomok Lee博士をお呼びして、英語での講演会を実施しました。内容は、電場印加磁化反転を用いた超低消費電力マルチフェロイックメモリの開発でした。金属を混ぜてセラミックスを作ることで、より有用な材料をつくることができるそうです。専門的な内容もしばしば出てきましたが、丁寧に説明してくださり、多くの生徒が理解できるものになりました。
質疑応答では、講義内の専門内容の質問もあれば、韓国出身でいらっしゃいながら、どうやって流暢な日本語や英語を身に着けたのですかという、言語に関する質問もありました。最後には、自分が興味が持てることを見つけて、それに意欲をもって取り組んでいってほしいというメッセージもいただきました。Koomok Lee博士、本当にありがとうございました。

科学・技術・数学特別講座(第102回)を開催しました
11月14日(金)に、本校数学の久保田博昭先生が、放課後に希望生徒向けに特別講座を行いました。「行列~交換法則が成り立たない?~」というタイトルで、現在教科書で削減された行列の内容について講義しました。掛川市と菊川市に、たい焼き屋があったときに、それを数列で表すとどうなるのかという導入が分かりやすかったです。
「これは中学生でもできますね!」という言葉にプレッシャーを受けつつも、生徒は行列の世界を理解しようと、熱心に計算していました。久保田先生、ありがとうございました。

中外製薬工業の藤枝工場を見学しました
薬学の理解や職業選択の幅を広げることを目的として、10/22(水)に藤枝市の中外製薬工業株式会社の工場に18HR全員で見学に行きました。
製薬に関係する仕事にはどのようなものがあるか具体的な話をお聞きしたあと、工場設備を見学したり、錠剤作成体験をしたりしました。
錠剤作成では、白い粉末が一瞬にして固い錠剤になる様子を目の当たりにして、とても驚いていました。

科学の甲子園(予選)に参加しました
10/19(日)に校内で科学の甲子園予選を行いました。1チーム6人編成で、1年生6チーム、2年生1チームが参加しました。終わった後の1年生からは、生物は解きやすかったけど他の科目は難しかったとの感想が聞かれました。予選を通過すると、12月に行われる県大会に出場できます。結果を待ちましょう。

卒業生と語る会を行いました
8/23(土)の午前中に、卒業生と語る会を行いました。OBとOGに来てもらい、理数科の1年生に対して、大学の様子や、自らの高校時代の様子を話してもらう行事です。今年は、昨年度よりも2名多い、11名の卒業生が参加してくれました。中には東北や九州から来てくれた先輩もいました。

話をする中でたくさんの質問が飛び交い、卒業生、在校生ともに笑顔が見れることも多かったです。終了後、在校生からは大学の様子がより具体的に分かった、進路を考える上でとても参考になったなど、アドバイスをこれからの勉強に活かしたいといった感想が聞かれました。話をする先輩も、後輩と会話する中で楽しさを感じてくれたようです。

参加してくれた卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。
[来てくれた卒業生]
社会人 橿渕 大輝さん
大学院生 岡本 優真さん、杉山 寛晃さん、小原 弘聖さん
大学生 内山 友斗さん、大井 葉羽瑠さん、大多和 湊斗さん、サリバン 乃蒼さん、山崎 爽汰さん、清水 春奈さん、陸田 理帆さん
科学・技術・数学特別講座(第101回)を開催しました
7/11に理科の伊東先生による特別講座「低温の世界で見る磁石の不思議」を行いました。超電導の反応を見るにあたって、はじめは液体窒素を知ることから始まりました。液体窒素で冷やしたゴムボールを床に落とすと、大きな音を立てて割れ、驚きの声が上がりました。その後、生徒は班ごとに液体窒素を使い、いろいろなものを冷やしてその変化を確認しました。

終盤には、伊東先生が磁石が宙に浮くマイスナー効果を演示しました。超電導は、医療のMRIにも利用されているようです。超電導を身近に感じることができる、そんな講座になりました。

28HRで東大見学に行きました
6月6日(金)クラスでまとまって東京大学に行きました。大学の近くで、本校ОBの岡本優真さん(M2)、小嶋寛平さん(B4)、石田裕星さん(B1)が出迎えてくれました。先輩方の案内の元、キャンパスを歩きます。
敷地内は広く、緑も多いです。お昼は、食堂を利用しました。赤門ラーメンと、唐揚げ丼をはじめ、豊富なメニューがあります。
昼食のあとは、先輩の研究室を訪問して、研究の紹介を聞きました。友人や教授にお願いしてくれたおかげで、計4~5の研究室を訪問できました。本校卒業生でもなく、快く案内してくれた学生の方に感謝です。高校生に分かりやすく説明してくれ、質疑応答の時間もありました。

最後に、安田講堂で記念撮影。天気にも恵まれ、撮影日和でした。

3時間という限られた時間の中でしたが、思い思いに雰囲気を感じていたようです。今回の経験はまた、日々の学習へとつながっていくことでしょう。
葛城祭で理数科展を開きました
5/31、6/1の葛城祭で、11HR教室内で理数科展を開きました。本年度は、研究のポスター掲示、DNA紙ひもストラップ作り、糖度測定・ビタミンC検出実験の3本立てでした。ポスターには研究した3年生が待機し、1年生は実験の仕方を教えました。
各場所で、生徒は来場者と交流しました。糖度・ビタミン実験の参加者は、試薬の色の変化や、ジュースに含まれている砂糖の多さに驚いていました。DNAストラップづくりは盛況で、2日間で500本以上のストラップが作られました。生徒は、忙しくもありましたが、手応えを感じた2日間になったようです。多数のご来場ありがとうございました。


