校長挨拶

校長挨拶

静岡県立掛川西高等学校
                                        校長 大石正佳 


 

本校は、明治34年静岡県立掛川中学校として創立された歴史と伝統を持つ県西部地区に位置する高等等学校です。さらに、創立を遡ること20年、私塾「冀北学舎(きほくがくしゃ)」に本校歴史の源を見ることができます。冀北学舎は、県内外から高い志を持った若者が起居をともにし、明治の各界に逸材を輩出しました。以来、冀北の精神は、掛川中学校、掛川西高等学校と受け継がれ、「社会に貢献し、未来を切り拓く人間を育てる」の教育方針、「鍛えよう若き日を」のスローガンのもと、文武両道の良き校風が築き上げられました。

本校のスクール・ミッションは「中東遠地区の理数科を併置する伝統校として、主体性・協働性・創造性・自己有用感を醸成する先進的な教育活動を通して、社会に貢献し未来を切り拓く人材の育成を目指す」です。ここにある「主体性・協働性・創造性・自己有用感」を生徒に育成したい4つの資質・能力とし、スクール・ポリシーを定めています。変化の激しいこれからの社会を生き抜いていく高校生にとって、これらの資質・能力を身に付けることは極めて大切なものと考えており、学習活動はもとより、総合的な探究の時間、部活動や学校行事など、全ての教育活動を通してこれらの育成を図っています。

また、活気あふれる部活動も本校の大きな魅力です。甲子園出場10回を数える野球部をはじめとする運動部、全国大会出場経験のある自然科学部、吹奏楽部、音楽部などの文化部、全ての部が活発に活動しています。生徒は、本校に脈々として受け継がれる「文武両道」の良き伝統を受け継ぎ、高い目標を掲げて日々の活動に一生懸命取り組んでいます。

 

本校は、地域の方々や卒業生からの協力・応援を受け、生徒は生き生きと学校生活を送っています。歴史と伝統を受け継ぎながらも、変化の激しいこれからの社会で活躍する有為な人材を育成するべく、教職員一丸となって日々の教育活動に邁進し、掛川西高校はこれからも挑戦し続けていきます。本校の教育活動に変わらぬ御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 

PAGETOP