染色専攻 2024年12月18日(水)

公開日 2024年12月26日

今回は、染色専攻を取材しました。

 染色専攻は、特別な顔料や塗料を使用し、布地に様々な模様を象る(かたどる)専攻です。下の写真のように本格的な道具や設備を使い、作品を制作しています。

 染色専攻の作品は、繊細ながらも迫力があり、美しい色と模様が象られた作品が見られます。 現在は、1月に開催される卒業作品展に向けて作品を作っています。

 充実した専用の設備と先生の熱心なご指導のもと、技術と表現力を向上することができます。 先日も、「美術工芸甲子園」に染色専攻が染色作品を出展し、2名が入賞(審査員特別賞・DECORTE賞)しました。

 

審査員特別賞に入賞した染色専攻3年生の佐野さんに取材をしました。

 

Q.どのような指導をいただいているか。

 

A.「先生からは普段、新しい技法やアイデアのアドバイスなどを学んでいます。 授業は現在、卒業作品展に向けて各自で作業をしているが、2年次の浴衣制作の時などは、型のリピート柄に関することを教わりました。

 その時の経験から、私は卒業制作の作品でも、型のリピートを活かした作品を作り、人の目に留まるような作品作りを心がけています。」

[着物の写真]

「美術工芸甲子園  入賞作品」

(左/佐野  珠実「水辺の花」)

(右/平山  花「蜂蜜と金木犀」)

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