公開日 2024年11月26日
令和6年度の西部展(第72回静岡県高等学校 美術・工芸展 第55回西部展
)・県展(第72回静岡県高等学校 美術・工芸展)が開催されました。
西部展(10/23〜10/27)の出品作品は、合計562点。浜松江之島高校の作品は、入選29点・奨励賞2点・特選5点が選ばれました。この中から特選の5点(2年生3人・1年生2人)の作品が、県展に展示されることとなりました。
県展(11/6〜11/10)では、授賞式の後に、制作者がそれぞれの作品について話し合う交流会もあり、自身の成長に繋がる交流や視野が広がるきっかけにもなりました。
今回、西部展で最優秀賞となり、県展でも静岡県高等学校文化連盟会長賞に選ばれ、来年の全国大会(第49回 全国高等学校総合文化祭/香川県)に出展することとなった2年生の淺野さん(作品名「憤懣」)からコメントをいただきました。
Q 選ばれた感想を教えてください。
A「素直に嬉しいと感じました。しかし、賞は審査員からの評価であり、他の人(同じ高校生や一般の人)が私の作品を見てどう思ったのか分かりません。 賞を目標にし過ぎると、『自分自身が描きたいもの』が描けなくなることもあると思ったので、受賞は素直に受け止めつつ、次の作品づくりに進みたいと思いました。」
Q 先生達からどのように指導していただきましたか?
「私が制作に行き詰まり視野が狭くなっている時に、新しい視点から私の作品に着目してくれたことがあり、それがヒントになったこともありました。 否定的な言葉や『こうしなさい』という指示はなく、私の個性を尊重してくれた上でアドバイスなどの指導をいただいたので、自分自身の作りたい作品を制作することができました。」
(左上・右上 授賞式)
(左下 浜松江之島高校生徒 集合写真)
(右下 交流会風景)
※写真はすべて「県展」会場にて
(写真/松村先生 文/3年 ロコモコ)