小学部6年生の児童2人と中学部3年生の生徒1人が修学旅行に行ってきました。
どちらも天気に恵まれ、計画どおりの見学や貴重な体験をすることができました。
(詳しいようすは「幼小学部」「中学部」のページをご覧ください)
小学部の修学旅行では、浅草、国会議事堂、宿泊先で清水小河内小学校と清水宍原小学校の6年生と交流をすることができました。見学を共にすることで意見を交わし経験や学びが深まったり、食事や遊びを通してお互いのことをよく知ったり、楽しい時間を過ごすことができました。両校の皆様ありがとうございます。
交流のスタートは、昨年の校外宿泊学習でのカヌー体験やキャンドルファイアーを清水小河内小学校さんと一緒にさせていただいたことです。共に少人数の学校ですので関わる中で「修学旅行も」ということになりました。
修学旅行の前には、ICTを活用し、児童がオンラインで自己紹介をしたり、計画などを発表し合ったりして、準備を進めることができました。
視覚特別支援学校は、一人一人の教育的ニーズに応じた専門的な学びができる長所があります。一方で幼児児童生徒の在籍者数が比較的少なく、たくさんの意見を聴いて学びを深めたり、多様な人たちと交流したりする機会は、そのままでは限られてしまいます。
そのため、幼児児童生徒が暮らす居住地校での交流籍交流や地域の学校との学校間交流、オンラインでの授業交流などを積極的に活用していきたいと思います。そのことが、だれもが尊重し合い、持てる力を発揮して社会に参加できる「共生社会」の充実につながるものと信じています。
(小学部の修学旅行については、「静盲まつり」で保護者の皆様に発表します。)