静岡視覚特別支援学校ホームページ
 
ようこそ静岡視覚特別支援学校へ。①番目は、スライドショー! グランドからの校舎の様子、学校の礎を作ってくれた
小杉あさ先生の銅像、ネイチャーランド、しずもうえき、素敵な夜景などの写真のスライドが流れます。②番目は、「学校案内」

「幼小学部」中学部」「高等部保健理療科」「寄宿舎」「相談支援」「ダウンロード」「視覚障害教育」「地域とのつながり」のボタン

があります。③番目は「寄宿舎コーナー」、④番目は、みんな大好きな給食のメニューを紹介する「給食コーナー」、そして

職員も気持ちを一つにして支援にあたろうということで、「明るい職場」「事故のない職場」のメッセージコーナーがあります。

④番目は、うちの目玉! タイムリーの話題を提供する「静盲Story」です。ぜひ、ぜひ、お楽しみください(^^)/

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令和6年度のスタート
 3月に1人の卒園生と3人の卒業生、16人の職員を送り出しました。
 そして、4月に1人の入園生と9人の職員を迎えました。
 今年度は、幼稚部3人、小学部5人、中学部2人、高等部3人の13人の幼児児童生徒と寄宿舎、事務、学部、など40人の職員でのスタートです。
 始業式の「校長の話」の結びに、幼児児童生徒に
「ほんの小さなことでもよいので、得意なこと、好きなこと、やりたいこと、たのしいと思えることを見つけてください。好きなことや楽しいと思えることがあるのはとても素敵なことだと思います。」
と伝えました。
 そして、教職員には、
「幼児児童生徒、職員、それぞれの多様性を認め合い、前向きに学んだり、働いたりできる学校づくりをチームで取り組みましょう。」
と伝えました。
 校内には、幼児児童生徒の今学期の目標が掲示されています。
 目標が達成できるよう対話を大切に取り組みます。

 今年度もよろしくお願いします。         2024年4月





「3学期を迎えて」
1月1日に石川県能登地方を震源として最大震度7を観測した地震では、いまだ被害の全容が見えず、余震が続くなどしています。犠牲となられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、安否不明となられている方々の一刻も早い救助を心から願います。そして、避難生活をされている方々をはじめ、被災された皆様へ心からお見舞い申し上げますとともに、被災された地域の生活が一日も早く元に戻ることを心からお祈りします。

少し前のことですが、本校は2学期に新型コロナウイルス感染症が5類となってはじめての「静盲まつり」を開催しました。まだ来場者の制限はありましたが、学校運営協議会委員の皆様をはじめ、たくさんのお客様を招いて開催することができました。「ようこそ先輩 静盲まつりオカリナコンサート」では、卒業生でもある音楽家のえんじろうさんによる美しいオカリナ演奏がありました。関係団体の盲導犬協会、点訳奉仕の会ブースは、それぞれ順番待ちができるほど大盛況でした。本当に皆様とつながり、支えていただいていることを実感した1日となりました。
支えていただくだけでなく、幼児児童生徒は学校や寄宿舎での日頃の学習で取り組んでいることを発表しました。中学部の「僕たちのSDGs~力を合わせて、世界を変えよう」は、地球規模のテーマを身近なリサイクル活動で学びとして取り組み、参観した方からも「協力したい。」と声をいただきました。

さて、年が変わり今年は、令和6年、干支は卯(兎)から辰(龍)になりました。幼児児童生徒が、3学期、そして次のステップに向けて、元気で、龍のように、昇っていけるよう教職員全員で支えていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「共に生き・共に育つ」
 小学部6年生の児童2人と中学部3年生の生徒1人が修学旅行に行ってきました。
どちらも天気に恵まれ、計画どおりの見学や貴重な体験をすることができました。
(詳しいようすは「幼小学部」「中学部」のページをご覧ください)

 小学部の修学旅行では、浅草、国会議事堂、宿泊先で清水小河内小学校と清水宍原小学校の6年生と交流をすることができました。見学を共にすることで意見を交わし経験や学びが深まったり、食事や遊びを通してお互いのことをよく知ったり、楽しい時間を過ごすことができました。両校の皆様ありがとうございます。
 交流のスタートは、昨年の校外宿泊学習でのカヌー体験やキャンドルファイアーを清水小河内小学校さんと一緒にさせていただいたことです。共に少人数の学校ですので関わる中で「修学旅行も」ということになりました。
修学旅行の前には、ICTを活用し、児童がオンラインで自己紹介をしたり、計画などを発表し合ったりして、準備を進めることができました。

 視覚特別支援学校は、一人一人の教育的ニーズに応じた専門的な学びができる長所があります。一方で幼児児童生徒の在籍者数が比較的少なく、たくさんの意見を聴いて学びを深めたり、多様な人たちと交流したりする機会は、そのままでは限られてしまいます。
 そのため、幼児児童生徒が暮らす居住地校での交流籍交流や地域の学校との学校間交流、オンラインでの授業交流などを積極的に活用していきたいと思います。そのことが、だれもが尊重し合い、持てる力を発揮して社会に参加できる「共生社会」の充実につながるものと信じています。


(小学部の修学旅行については、「静盲まつり」で保護者の皆様に発表します。)

「2つの校長室」
先週の中秋の名月は、天気にも恵まれとてもきれいでした。
静岡視覚の給食もすてきな「お月見メニュー」で、幼児児童生徒も楽しんでいました。

 今日は、中学部2年生の3人が校長室を訪問してくれました。
生徒は、すべての教室を確認し、出張が多かったせいか「校長室は最後です。」とのことでした。
幼小学部、高等部も同じですが、不慣れな環境を嘆くばかりではなく、生徒自らが環境を把握
することを楽しみ、教育活動を充実させている様子がうかがえました。
先日は、静岡南部特別支援学校の校長室にも訪問し、校内に2つの校長室があることも気づ
いていました。
 今後も、この環境を生かして生徒が自分から学ぶ機会を大切にしていきたいと思います。

感謝と期待の2学期スタート  校長 佐々木 雅則

 今年の夏は、記録的な猛暑が続き、台風に伴う大雨がありました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 静岡視覚特別支援学校も例年より長い夏休みが終わり、9月4日(月)に小・中・高等部が、5日(火)に幼稚部がそれぞれ始業式を行いました。

 静岡地区新特別支援学校の工事のために静岡視覚特別支援学校は、令和8年3月末まで、静岡南部特別支援学校内に仮移転をしています。この夏、職員みんなで力を合わせて引っ越しを行いました。仮移転に当たっては、保護者の皆様、関係機関の皆様、地域の皆様、静岡南部特別支援学校の皆様などたくさんの方に御協力をいただきました。深く感謝申し上げます。

 たった450メートルほどの引っ越しですが幼児児童生徒にとっては、環境が変わることで校内の動線や通学路、避難経路など覚えなければならないことがたくさんあり、心配をしました。そのため、夏休みの間に教職員でアイマスクを付けた研修などを行い、避難方法や動線の確認をするなど準備をしました。

 2学期が始まると、幼児児童生徒からは、笑顔がたくさん見られ、落ち着いたスタートを切ることができました。幼児児童生徒が学校の環境に慣れ、安全安心に学校生活を送ることができるようこれからも一緒に考え、取り組んでまいります。

 2学期が始まって3日目、静岡南部特別支援学校に協力いただき、さっそく交流会を行うことができました。幼児児童生徒が一緒に活動することで経験がひろがり、より豊かな学びになればと考えています。今後は、職員の交流も計画しています。小学部はこれまでも長い間交流をしてきましたが、2つの特別支援学校が同じ校舎で学ぶという貴重な機会を生かして共に高め合えることを期待しています。