1/19(土)に予定されていた大会がコロナ禍により中止となり、部門ごとに延期開催となりました。
ITネットワークシステム管理部門は沼津会場で実施され、2年生2名が出場しました。本来もう1名出場予定でしたが、新型コロナの影響で参加できませんでした。懸命に練習してきたので、非常に残念でした。出場選手は以下の通りです。
荒浪 大駕(情報電子科2年)
杉山 愛実(情報電子科2年)
この部門は、総合の部であるため、短期大学校の訓練生の方々と競いました。
競技は個人戦で、選手それぞれにサーバ(Linux)とクライアント(Windows)用のコンピュータが用意されます。目的は、いくつかのネットワーク・サービスを運用できるようにシステムを構築することです。
競技では問題文で示された仕様に従い、Webサーバやプロキシサーバ、DNSサーバの構築やセキュア遠隔操作環境(ネットワークを経由したサーバ操作を行う仕組み)の構築を行いました。どれも情報システムには重要な機能です。一般の方々にはホームページ等を公開するために必要なWebサーバに馴染みがあるでしょう。
本競技ではサーバは仮想マシンとして稼働しているため、使用するコンピュータはノートパソコン1台しかありません。分かりにくいですが、Windowsと仮想マシンのLinuxサーバを切り替えて作業を行いますので、クライアントとサーバの両方のコンピュータを操作しています。結果は、 5位 荒浪 大駕 でした。上位にランクインしたものの、入賞は果たせませんでした。大会前の練習では1時間かからずに作業を完了できるくらいになっていましたが、緊張のせいか選手それぞれがミスをしてしまいました。延期開催となり、練習時間が増えた分、上位争いが厳しくなり、ちょっとしたミスが大きく響き、惜敗しました。悔しい思いを後輩に託し、次回大会に向けて頑張って欲しいです。