公開日 2025年11月21日
11/14(金)中央セミナー『ワクワクする!おもしろい! 授業づくりとは?』開催!
本校にて敬愛大学教育学部の阿部学准教授をお招きし、「ワクワクする!おもしろい!授業づくりとは?」をテーマに出張講義を開催しました。
今回の講義は、将来教員を目指す生徒や、教育に関心のある生徒に向けて、これまでの「授業」のイメージを覆すクリエイティブな視点を学ぶために実施されました。
講義:授業づくりは「クリエイティブ」な営み
阿部先生は、「授業づくり」とは単に教科書の内容を教えることではなく、個性的でクリエイティブな営みであると語られました。そのための方法の一つとして紹介されたのが、「自分の『好き』と『授業』をかけ合わせる」という考え方です。講義では、具体的な実践例として以下のようなユニークな授業が紹介されました。
●アニメ×数学:数学史の人物をキャラクター化し、ストーリーを通して学ぶことで興味を惹きつける。
●マンガ×いじめ予防:プロのマンガ家と協力し、リアリティある教材で「本音」を引き出す。
●テレビ番組×授業構成:情報番組(「ためしてガッテン」など)の演出や構成を授業に応用し、飽きさせない工夫をする。
●ゲーム×社会科:「桃太郎電鉄」などのゲームを活用し、遊びながら産業や地理を学ぶ。
ワークショップ:「好き」を分析して授業に活かす
後半のワークショップでは、生徒自身が自分の「好きなもの」を挙げ、それが「なぜ面白いのか」を徹底的に分析しました。そして、その「面白さの要素」をどのように授業に応用できるか、アイデアを出し合いました。
阿部先生からの「『遊び心』と『真面目な心』が同時に存在することが大事」というメッセージ は、生徒たちの心に深く響いたようです。

参加した生徒の声
「『好き』と『授業』は掛け合わせられることに驚いた。身近なものでも教育に繋げることができ、授業を考えるのが楽しかった」
「これまでは教師の『表側(教える場面)』ばかり見ていたが、授業づくりというクリエイティブな一面を知り、誰かに教えたいという思いが一層深まった」
「一つの視点からの『楽しい』だけでなく、教材、教える側、生徒側など様々な目線の『楽しい』を探すことが大切だと学んだ。これからの中学校実習に活かしたい」
「自分は教員に向いていないのではないかと迷っていたが、今回のセミナーで授業づくりを楽しみながら行えることを知り、前向きな気持ちになれた」
「教職について相談したら否定せず話を聞いてもらえたし、自分の好きなことを考えながら参加できる温かい講座だった」
今回の講義を通して、生徒たちは「真面目に授業をする」だけでなく、「自分が楽しみ、相手も楽しませる」という視点を持つことの大切さを学びました。いよいよ12月から始まる総合的な探究の時間(CH)における小中学校での体験実習で、今回学んだことが活かされることを期待しています。
