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校長挨拶

 静岡県立浜北西高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。 
 昭和54年、みどりなす麁玉(あらたま)の地に白亜の5階建ての本校校舎がお目見えしました。本校の誕生です。地域の皆様の「浜北に普通科高校設置を」という願いが実現した瞬間でした。初代校長の鈴木忠夫先生は開校式で「浜北西高校は今日から何十年何百年と続き、何千何万人の入学生を迎え卒業生を送り出すことでありましょう…ここでの諸君の生活の総てが、浜北西高校の歴史そのものとなる…」と語りました。以来、46年の歴史を刻み、卒業生は1万4千人を超え、本校は大きな発展を遂げてきました。
 本校の特色の一つは、地域とのつながりの強さです。総合的な探究の時間の一環として、「まちづくり」などをテーマにフィールドワークを行うなど、地域の方々との交流から学ぶ機会を大切にしています。本校を応援してくださる地域社会で活躍する卒業生の存在が、本校と地域のつながりをきわめて強いものにしてくれます。令和6年度文化祭では、PTA・後援会の皆様の御協力により、豚汁の炊き出しが行われ、生徒たちにとって温かいよい思い出となりました。また、同年度には、浜北国際交流協会の御協力を得て、タイ国のシリントン高校の生徒を招き、貴重な国際交流も実現しました。今年度はタイ国への訪問も予定しており、この交流をきっかけにグローバル人材として世界に羽ばたこうとする志を持つ生徒が増えていくことを願っています。
 本校は令和6年度、静岡県から「グローバルハイスクール」に指定されました。さらに文部科学省の「DXハイスクール」にも指定され、デジタル人材育成にも力を入れています。なお、今年度もこの2つの事業に継続して指定されており、生徒たちのますますの成長のチャンスとしていきます。
 創立40周年には公式マスコット「キタニシカ」も誕生し、本校を象徴する存在として親しまれています。生徒同様、注目していただけたらと思います。
 私は、生徒一人一人が自分の強みに気づき、それを生かしながら成長していくことを何より願っています。各々が、個性や能力を発揮し、可能性が最大限に広がり、成長することができる、そんな浜北西高校を目指しています。ホームページ上で、本校の取組や、様々な場面で活躍する生徒たちの生き生きした姿をご覧ください。

令和7年5月 校長 野澤 博文

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