なぜ「探究」を学ぶのか?

ふじのくに国際高校では、生徒一人ひとりが自分で考え、行動できる人に成長してほしいと考えています。
教科学習や、様々な事柄の理解を深めるための試行錯誤の経験を通して、総合的に考える力、主体的に考える力を育みます。また探究活動を通して、学校の中だけでなく、地域の人や社会と関わるさまざまな体験を通じて、他者と協力する力や社会性、人間性を育みます。
本校の探究は、多様な経験を持つ生徒同士や地域の専門家との関わりを通して、自己や社会の様々な課題と向き合いながら、
■ 何のために学ぶのか?(学ぶ目的)
■ 自分とはいったい何者か?(自己理解)
■ 自分はどうしたいのか?(自己の考え、実践)
について明らかにすることが目的です。
「探究」のステップ
Step1【入学年次】
“探究の基礎”をじっくりと経験し、“地域の達人”へのインタビューや記事づくりを通して、多様な生き方や価値観、働き方に触れます。
Step2【中間年次】
社会課題(Need)と自分との関わりを深め、自分のやりたいこと(Will)やできること(Can)につなげる「マイプロジェクト」に取り組みます。
Step3【卒業年次】
「マイプロジェクト」を更に深め、3年間の学びや成長を俯瞰して、自らのキャリアや進路へのつながりを見出します。
Cross Borderにおける「探究」
Cross Borderにおける「探究」は、生徒のみなさんが4つの“枠”を越えて学びを深めていくことです。

■ 自分
「やったことがない」「向いてないかも」と思っていたことにもチャレンジして、自信をつけていくこと。新しい自分に出会い自分自身をアップデートしていくこと。
■ 常識
「普通はこうだから」「みんながそうだから」と決めつけず、あたりまえを疑いながら、新しいやり方や考え方を見つけていくこと。
■ 教科
「総合的な探究の時間」だけでなく、教科で学んだ知識や考え方を活かしながら、自分のテーマと結びつけて学びを広げていくこと。
■ 学校
教室の中だけでなく、学校を飛び出し、地域や社会の中で、いろいろな人と出会いながらリアルな学びを深めていくこと。
下の画像をクリックすると基本方針のPDFファイルが開きます。
※『Cross Border』 とは、「越境」という意味です。