静岡聴覚特別支援学校ホームページ

静岡聴覚特別支援学校(静岡聾学校)では 聴覚に障害のある子供たちが学んでいます

 
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本校には、地域支援部、幼稚部、小学部、中学部があります。
 
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ワクワクを求めて
10年ほど前、初めて本校に勤務し間もない頃である。放課後、路地に面したこじんまりした学級の畑を見に出ていた時のこと、路地の向かい側御近所の方と目が合い、挨拶を交わした。「先生、新しく来た先生だね。ここの学校はね、昔、ヘレンケラーも来た歴史ある学校だよ。」そして、こう続けられた。「先生たちも大変だから、休みの日は、畑(の植物)に水まきしておいてあげるから、任せてよ。」“なんて地域から愛されているのだろう”とその時感激したことを、6年ぶりに本校に赴任し、思い出した。 縁あって再び勤められることに、心から喜びを感じている。 今年度、本校は幼稚部10人、小学部6人、中学部10人、そして通常の小学校中学校に籍を置きながら放課後に本校や、島田市と牧之原市にそれぞれ置くサテライト教室に通ってくる通級指導教室の生徒が32人である。また、乳幼児教育相談では保護者の方たちと定期的に通ってくる乳幼児が4月現在5人在籍している。
学校教育目標のキーワードは“学びをつなげる学校”。学校生活全般で「豊かな言語力」を育み、「確かな学力」や「健やかな体」を培う教育活動を展開し、「思いやりの心」を互いにもちつつ、学校に集う幼児児童生徒及び、教職員が活発にコミュニケーションをとりながら、毎日ワクワクしている・・・そんな学校づくりを進めたいと感じる。
社会は、聴覚から入ってくる音声情報も含め“情報”で溢れており、ますますスピーディーに時が流れている時代、未来は予測困難な時代とも言われている。学校教育では、成長していく子供たちに寄り添いながら、子供たち自身が未来を切り拓いていける「生きる力」を身に付けるミッションがある。子供たちは、失敗も含めた様々な経験の中でこそ、「分かった」「できた」から「やってみよう」と、自身の足でしっかり踏み出していける勇気を勝ち取っていくだろう。子供たちの発達段階に寄り添いながら、学校での学び、家庭での学び、そして、地域での学びの場の協力も得て、子供たちの“学び”をつなげる学校を実現していきたい。
さあ、令和5年度のスタート。チーム静岡聴覚特別支援学校(静岡聾学校)は、校内スクラムを組みながら、応援団の飛び入り参加も歓迎しつつ進んでいきますので、本校教育活動への御理解と御協力をよろしくお願いします。                                                        令和 5 年 4 月 
        静岡聴覚特別支援学校(静岡聾学校)  校長  佐藤容子