静岡県立浜松湖北高等学校佐久間分校
 
 
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一人一台端末を利用した授業(3年政治・経済)
 本年度から県立学校において一人一台端末の利用が推進されています。本校でもいくつかの授業で使用を開始しました。
 今回は一人一台端末を中学校時代に経験していない3年を対象に教育用統合ソフトのgoogleclassroomの長所を生かしながら政治・経済の授業を行いました。問いに対する自分の意見を端末に打ち込むと、画面上で全員の意見が共有されます。この授業の選択者は8人のため、「大きな政府と小さな政府どちらを理想的と考えるか」というテーマについて一人ひとりの意見の相違点を効率よく確認できました。

   機器操作は難しくはありません

 付箋のような部分が各生徒の意見で自由に動かせ、似た意見ごとまとめました



1・2年総合 卒業生から生き方を学ぶ
 7月13日(水)の「総合的な探究の時間」では、「佐久間若者サミット」の紹介で佐久間高校の卒業生松田慎平さんから「今を全力で生きる」というテーマで授業をしていただきました。
 松田さんは3年前に原因不明の痛みを伴う難病を患い、約1年間入院しました。その時両親をはじめとした多くの方々の支えを受け、「一瞬の恩返しではなく、一生をかけて恩返しをしたい」と考え、病気やけがの人を支える保険会社への就職を決めたそうです。また、野球部だった経験を生かして障害者野球チームにも参加され、その普及にも努められています。
 この話の後、授業では「能力と実力の違い」をテーマにディスカッションを行いました。「実力は能力に努力が加わったもの」という発表が多かった中、松田さんは、わずかでも能力を伸ばそうとする人とわずかでもそれを怠ってしまう人では1年後に大きな差が生まれることを強調されました。
 

松田さんは佐高時代も野球部所属でした

    松田さんの授業での言葉

自由に意見が言える雰囲気が良いと評価されました

発表の仕方や他の生徒の受け止め方も同じく評価されました



令和4年度 公開授業週間②
 6月20日(月)~24日(金)までは公開授業週間です。その中で見学した授業を紹介します。
①1年地理総合…1970年代の子供向けの歌を聞いて当時の交通事情を考察ししました。
②2年コミュニケーション英語Ⅱ…本文の新出単語について相互に確認しました。
③2年数学Ⅱ…3次式因数分解の方法をいくつか学び、どの方法が自分に合っているか考察しました。
④3年数学Ⅲ…様々な式における極限の求め方を学習しました。
⑤3年古典B…大鏡の「道真左遷」における尊敬語の対象を考察しました。
⑥3年ライフスポーツ…生涯にわたって楽しめるスポーツの基本を学びます(現在はテニス)。
 全体として生徒の活発な討議を通して学習内容を理解していく事業でした。また、教員が生徒のレベルを考えた適切な問いを出していました。

       地理総合

   コミュニケーション英語Ⅱ

        数学Ⅱ

        数学Ⅲ

         古典B
      
     ライフスポーツ



令和4年度 公開授業週間①
 6月20日(月)~24日(金)までは公開授業週間です。その中で見学した授業を紹介します。
①1年論理表現…英語の現在形はどんな場面で使用するかを学習しました。
②1年言語文化…古典の基礎学習です。「稚児のそら寝」が題材です。
③1年公共…ベーコン・デカルトの思想を通じで科学のあり方について考えました。
④2年保健…精子が受精するまでの過程を学習し、生命の重さについて考えました。
⑤3年化学…凝固点降下と浸透性について身近な事例から考察しました。
 全体として新学習指導要領の実施に伴い、生徒の主体的・対話的な活動を通して、思考力・判断力を高めることを意識した授業が行われていました。1年の科目名は聞きなれないものがありますが、新学習指導要領に基づいて新たに作られた科目です。

      論理表現

         公共

 公共では説明しあう活動が多くあります

        言語文化

一つ一つの精子を人間が演じた映像を見て、生命誕生の神秘を考えました

ジュース氷菓を吸うと最後は薄くなるのはなぜかを考えました



1年・2年LHR
 本校では毎週金曜日の6限はLHRを行っています。6月10日のLHRでは2年・3年が静岡県で進む一人一台端末利用へ向けたグーグルアカウントの設定(1年は実施済み)、1年が本校教諭による進路講話を実施しました。
 進路講話ではベテラン教諭が、これまで進路指導を行った経験等から、感謝の心を持つことの大切さや、些細なきっかけから進路が大きく変化していくことを伝えました。 

  暫定的に個人のスマホを利用します

      進路講話の様子



1・2年音楽・美術発表会
 3月11日(金)に本年度最後の音楽・美術の授業がありました。今回は普段は別々に授業を受けている生徒が相互に作品を発表する会を実施しました。1・2年とも友人の美術あるいは音楽の今まで知らなかった表現力に感銘を受けていました。

    2年美術生徒の発表

   手のデッサンが素晴らしいです

      1年の作品

 1年音楽は人数が多く迫力があります



1年 国語総合(古典分野)の授業
 2月9日(水)、1年国語総合の授業で研究授業を実施しました。『土佐日記』を題材に「なぜ、紀貫之は女性に仮託して書いたのか」という問いを解決する授業です。
 生徒たちは同時期に書かれた男性・女性それぞれの日記の内容や現物の写真を見て、様々な意見を出し、それをまとめて発表しました。 
 個人で考えた時には、考えがまとまらなかった生徒もグループで話し合う時間を多くとったため、女性の方が(あるいはひらがなで書く文章の方が)感情を書いていることが多いことに気づくことができました。



1年家庭 調理実習
 2月1日(火)、1年家庭基礎の時間に「家族の食事を作る」を目標とした調理実習を行いました。ごはんとすまし汁の他に鮭の照り焼き、カブの甘酢漬け、青菜のおひたしという献立です。入学以来初めての調理実習ということもあり、調味料の加減やカブの皮むきなどに苦労していましたが、各グループ協力して調理を終えることができました。照り焼きの良い香りが印象に残りました。

     見本写真です

 どの程度の幅で切ればよいか悩みます

   洗う、皮をむく、切るを分担

 エプロンは授業で製作したものです

    丁寧に盛り付けます

    上手な班は見本通りに完成



3年 音楽選択者発表会
 1月28日(金)、3年音楽の最後の授業では選択者6名が今まで練習してきたボイスパーカッション・合唱・演奏を職員に披露しました。最初のボイスパーカッションでは「キャベツ」「バナナ」など野菜・果物の名前を音の代わりにし、全員でそれを重ねていきます。言い方を変えるなどして笑いをさそう楽しい演奏となりました。
 合唱・合奏はうってかわって穏やかに聴かせる曲でした。演奏する楽器を途中で替えるなど一人ひとりが様々な役割を担う分校らしい演奏会でした。
 3年生は31日で通常授業を終え、家庭学習期間に入ります。この生徒たちが教室から去ってしまう寂しさも聴いている職員は感じていました。



体育 ダンス発表会
 1月27日(木)、1・2年体育のダンス発表会を実施しました。各学年を2集団に分け、課題曲に対するステップ・身振りなどの構成や集団としての表現力・団結力を評価しあいました。どのグループも様々なアイディアを出し合って創造力にあふれたダンスに仕上がっていました。
  上段の2枚が1年生、下が2年生の様子です。発表会は3年生も見学しました。



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