10月14日(金)の生物の授業では、静岡大学技術部の御協力をいただき、PCR法等を用いた納豆DNAの分析実験を行いました。新型コロナで有名となったPCR法とは遺伝情報をもつDNAを人工的に複製して増幅させる方法です。
電気泳動はDNAがマイナスの電荷を持つことを利用し、DNAをプラスとマイナスの電極がある装置の中に置くことで移動させ、その移動距離から細胞固有のDNAのパターンを確認する方法です。
授業では市販の納豆の納豆菌DNAをPCR法で増幅させ、電気泳動装置にかけ、そのパターンを確認しました。器具等は大学の授業で使用するものを持ってきていただきました。
感想には「授業で習ってきたことを、実際に体験することで一気に理解しやすくなり、とても楽しい時間となりました。」「ずっと使ってみたかったマイクロピヘットを使えてとてもうれしかったです」とあり、他の授業の生徒や教員も多く見学に来るなど特別な授業となりました。
マイクロピペットの使い方の練習 | 電気泳動のための機器にDNAをいれます |
電気泳動の結果です | 多くの生徒・教員が見学しました |