Q11 途中で進路希望が変わったときに、科目変更ができますか?
A11 年次の途中ではできません。
次年度の科目を選択するまでにじっくり考えてください。
Q12 選択希望者が少数でも授業はおこなわれるのですか?
A12 科目によっては開講します。
進路に必要であれば科目によっては少人数でも開講する場合があります。
Q13 選択授業が多くなると、クラス以外の授業もありますか?
A13 2、3年次では多くなります。
1年次生では必履修科目の学習なので、基本的にはHR教室で受講します。しかし、2、3年次生になると選択科目が多くなります。
週29時間(LHR、「総合的な学習の時間」を除く)のうち2年次生で16時間、3年次生で18時間が選択授業となります。そのために教室を移動して授業を受けることも多くなります。
Q14 科目担当の先生を選べますか?
A14 選べません。
科目は選択できますが、担当する先生までは選べません。
Q15 卒業の条件は何ですか?
A15 三年間の学習活動において次の三条件を満たせば卒業を認定します。
① 必履修科目の全てを履修していること
② 教科・科目と総合的な学習の時間の修得単位数が74単位以上であること
③ 特別活動(LHR・学校行事等)、総合的な学習の時間の成果が満足できると認められること
これらの条件を満たさない場合には卒業は認定されず、「4年次生」となります。
Q16 「履修」「修得」とは何ですか?
A16 「履修」とはその科目の授業に参加すること、「修得」とは「履修」が認定されその科目の学習目標に到達したことをいいます。
「履修」を認められるために、原則として年間授業時数の3分の2以上の出席が必要となります。それが満たされない場合には「履修」は認められず「未履修」となります。
「修得」とは「履修」が認定され、その学習目標に到達したと判断されたとき、単位の「修得」が認められ5段階で表される評定は「2」以上になります。認められなかった場合には評定「1」となり「未修得」となります。
Q17 74単位だけ取得すればよいのですか?
A17 それ以外の授業も最後まで受講することが必要です。
卒業に必要な単位数は74単位以上ですが、空き時間なしの履修と、履修した科目は必ず修得することを原則としています。進路希望に沿って、或いは各自の興味・関心のもとに自らが選択した科目の学習は、最後まで責任もって努力しやり遂げることが大切です。
Q18 「高大連携」とは何ですか?
A18 「高校の授業」として、大学の講義を受けられる仕組みです。
現在は日本大学国際関係学部の授業の一部を受講することができます。その目的は
① 高校の授業では得られない刺激
② 自分の興味・関心と専門分野との関連などを学ぶ
というもので、その大学に進学しなけばならないということではありません。
また、いつでも自由に受講できるものでなく、大学側の条件、高校側の条件等多くの制約がありますので、しかるべき時期に説明会を実施します。現在は土曜日の英会話の講義と、平日の16:20から行われている歴史や政治の講義を大学生と一緒に受講しています。
Q19 選択授業で移動が多くなりますが、私物の管理はどうするのですか?
A19 各人にロッカーが貸与されます。
本校は単位制の高校なので、各生徒が一応ホームルームで使用している教室、机、イスなどは、実は、「すべて本校生徒全員の共用」という考え方となっています。
実際、2・3年次生などについていえば、"自分の机"を使うのは一日6、7時間ある授業のうち、2時間くらいしかありません。それ以外の時間は「誰か別の生徒」がその机で授業を受けています。ですから本校では、他の学校のように机の中に私物を突っ込みっぱなしでいたり、机の上にいつも教科書を広げっぱなし、ということができません。
それらを常に片付けたり安全に保管したりするため、各生徒には「鍵付きのロッカー」が貸与されています。
Q20 携帯電話の利用についてはルールがありますか?
A20 決められた時間のみ校内でも使用可能です。それ以外(授業中等)の使用は禁止です。
登下校時の家庭連絡(安全対策)のため、携行自体は認められています。
本校では、朝のSHRまで、昼休み、放課後の時間は使用しても良いことになっています。それ以外の時間の使用は禁止です。もちろん、携帯電話の日常的な使用マナーや「出会い系サイト」等の危険性については指導しています。