静岡県立三島南高等学校は、1919(大正8)年5月、三島町立三島商業学校として創立され、2019(令和元)年6月、創立1
00周年記念式典を実施しました。1
00年の歩みは決して平坦ではありませんでしたが、これまで地域に根差した学校として様々な分野で活躍する有為な人材を輩出してきました。
21世紀最初の2001(平成13)年、多くの卒業生にとって思い出深い三島市二日町の学び舎を離れ、同市大場に新築移転、全日制単位制普通科高等学校として新たな歩みを始めて、間もなく2
0年を迎えようとしています。単位制の特色と強みを生かして、生徒の興味・関心、進路志望に対応した教育課程を編成し、3年間で生徒一人一人の成長を促し、目標達成を目指していく指導は、本校教育の自負するところです。また、知識・技術の習得だけではなく、校訓『自覚』のもと、生徒会活動、部活動などを通して人間力を高めていくことも、本校教育の根幹をなすものです。部活動では、全国・東海大会出場を目指すだけではなく、地域交流、地位貢献にも積極的に取り組んでいます。すべての「三南生」が明るく元気に目標に向かって頑張っていると自慢できます。
現在、高校を取り巻く社会環境が急激に変化し、取り組まなければならない教育課題を数多く抱えています。そうした中で、ICTの活用、国際交流などを拡充するとともに、地域と協働して魅力ある学校づくりを進めていきたいと考えています。本校の教育活動に対する御理解、御支援をどうぞよろしくお願いします。
静岡県立三島南高等学校長 持山 育央