静岡県立浜松北高等学校 公式サイト
静岡県立浜松北高等学校 書:松井博幸先生
 
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部内アンサンブル発表会
練習納め前日の12月27日、部内のアンサンブル発表会を行いました。部員全員が必ずどこかのチームに属して自由な曲でアンサンブルを披露しあうという催し。吹奏楽連盟のアンサンブルコンテストに出場する部員以外も少人数でアンサンブルをしっかり練習することで、合奏能力を向上させるのが目的です。パート別のアンサンブルが多かったですが、なかにはパートの枠を超えて組んでみたり、はたまたスライドホイッスルのアンサンブル?なども。和気あいあいと楽しい演奏会でした。次の日は、一年の感謝を込めて、音楽室、部室、5階教室やトイレを全員で徹底的に大掃除して、2023年の活動を締めくくりました。

合宿しました!
12月22日(金)~24日(日)の2泊3日で合宿を行いました。場所は県立三ケ日青年の家。目的は、もちろん演奏会に向けてみっちり練習をして完成度を高めるためですが、部員同士の親睦も重視ですので、練習以外にもイベントが用意されています。まずは初日の夕方、青年の家食堂の外でバーベキュー大会。ところが当日はよりによって今季一番の寒波襲来で、超寒いなかで実施。寒すぎるので、外で焼いては中で食べるというやり方でしたが基本的に窓は開いてるのでやっぱり寒い。特に片付けの食器洗いは外の水道しか使えず地獄でしたが、みんな協力してよくやりました。また、翌日の夜には例によって劇大会。事前にそれぞれのチームで練りに練った脚本と演技で、笑いあり笑いありの楽しい会となりました。日常では見えないキャラクターが発見されたりして、有意義でした。顧問指揮者が体調不良で途中リタイアするというアクシデントもありましたが、部員たちはみんな元気で合宿を終えました。
合奏風景
極寒のバーベキュー
みんな大好き劇大会

フルーツパークコンサート
11月12日(日)、はままつフルーツパーク時の栖にて、コンサートを行いました。本来10月29日に予定されていて、管楽合奏コンテスト全国大会にぶつかったため延期していただいたものです。ここまで秋というには異様に暖かい天気が続いていたところでしたが、この日あたりからようやく季節本来の気温になるという予報で、屋外ステージはちょっと寒いかなと心配されましたが、曇りがちながらも日も差す時間帯もあり、風も弱く、まあまあ演奏しやすい気候となりました。演奏は午前と午後で2回公演。お客様は保護者の皆様中心ではありましたが、来園されている子供連れのお客さんも多く観覧してただき、自分たちも楽しく演奏できました。ちょうどイルミネーションイベントも開催されており、保護者の方もいっしょにフルーツパークで遊んでいくのもありということで、現地集合・現地解散にしましたので、みんなゆっくり遊んでいったようです。2回公演の午前と午後では格段に午後の方がいい演奏で(午前だってそんなにひどい演奏ではありませんでしたが)、生徒たちの自己修正能力の高さがうかがわれてすごくよかったです。
演奏曲・・・マーチop.99、レトロ、シュガーソングとビターステップ、Subtitle、GO!!!、アイデア、Waltz for Gil Evans、ムーンライト・セレナーデ、ゲッタウェイ、Shake A Tail Feather、Uptown Funk(アンコール)、Runaway Baby(午後だけ勢いでアンコール追加)

授業公開日の部活動公開
11月3日(金)、中学生とその保護者対象の授業公開日。多くの中学生が見学に訪れました。放課後には短時間でしたが部活動も公開。吹奏楽部にも多くの中学生が来てくれたので、音楽室でちょっと演奏を披露しました。曲は、「レトロ」、「アイデア」。ニコニコ楽しい演奏を聴いてもらって、自分たちもすごくハッピーでした。みんな受験を乗り越えて、いっしょに活動ができたらいいな!近年中学校でも高校でも「部活動ばなれ」が進んでいます。一部の学習塾は「高校では部活動にはなるべく入るな。勉強だけしなさい」なんて言っているようですが、2度とない高校生活。勉強とも両立しながらこんな楽しい活動ができますよ。

日本管楽合奏コンテスト全国大会
10月29日(日)、東京ドームのすぐ横にある文京シビックホールにて、第29回日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場してきました。中間テスト終了から全国大会までおよそ2週間。その間に市立とのジョイントがあったり模試があったり、体調不良者が多くてなかなか全員がそろわなかったり、いろいろとありましたが、なんとか前に前に進んできました。前日の午後から学校を出発して浦安のホテルに宿泊、当日朝からホテル近くの公共施設を借りて練習してから会場にはいりました。高校生B部門(36名以上の大編成)には、事前の予備審査(録音音源による)を通過した30校が参加。大阪桐蔭、市立柏、幕張総合、光ヶ丘、都立片倉などなど、吹奏楽コンクールの全国大会常連の学校が並ぶ中、臆することなく、自分たちの演奏ができたと思います。曲はコンクールの自由曲、イベールの交響組曲『寄港地』より「2.チュニスからネフタ、3.バレンシア」。コンクールの時に比べて生徒一人ひとりの曲への理解が深まり、どう演奏すべきかそれぞれがわかってきている感じで、とても安定して統一された演奏でした。結果は優秀賞で、最優秀賞には一歩及びませんでしたが、ここまでこの難曲に取り組んできてよかったと思える演奏ができたのはとても嬉しいです。この曲は3月の演奏会まで持っていきますので、さらに「これが自分たちの結論」と言えるような演奏にしたいと思っています。で、閉会式終了が20時近くとなり、学校に着いたのはもう日付が変わる頃。翌日は当然授業。お疲れさまでした。

市立高校でジョイントコンサート
10月22日(日)、浜松市立高校講堂にて、ジョイントコンサートを行いました。隣接校として普段から仲良くさせていただいている市立高校吹奏楽部とは、これまでも合同練習やコンクール試演会などを行って交流してきました。今回は、市立高校の指導者のつながりから、県内在住の作曲家田村修平先生が指導されている韮山高校と三島南高校の吹奏楽部がはるばる浜松まで来られて参加してくれました。普段はなかなか交流できない県東部の学校とのジョイントはとても楽しく、刺激になりました。本校の演奏は、初めて披露する曲があったり、当日曲目変更があったりで、少しバタバタした演奏になってしまいましたが、本校らしい演奏で楽しんでいただけたかと思います。
演奏曲目・・・Waltz for Gil Evans、Birdland、Shake A Tail Featherer


4校合同演奏。160名以上!
最後に記念撮影。

フルーツパークコンサート延期のお知らせ
10月29日(日)に予定されていた、「はままつフルーツパーク」でのコンサートですが、日本管楽合奏コンテスト全国大会の日程とかぶってしまい、先方にお願いして順延していただきました。すでに「広報はままつ」にも10月29日の予定で掲載されており、楽しみにされていた方もいらっしゃるかと思いますが、誠に申し訳ございません。11月12日(日)にあらためて開催いたしますので、よろしくお願いします。

管楽合奏コンテスト全国大会出場決定!
日本管楽合奏コンテストに応募するため、9月26日(日)に、Uホールで録音を行いました。このコンテストは、録音による予備審査を経て全国大会への出場が決まる大会で、予備審査は学校名等を隠した完全なブラインドテストで行われるということで、サウンドと音楽性だけが勝負。ある意味コンクールより厳しい大会です。曲は、コンクール自由曲のJ.イベール作曲、交響組曲「寄港地」より。9月末に予備審査が行われた結果・・・なんと全国大会高校生B部門(この大会はB部門がいわゆる大編成です)への出場が決まりました!コンクール敗退後もくじけることなく、このコンテストをめざして演奏を磨いてきた努力が認められてうれしいです。全国大会は10月29日(日)に、東京・文京シビックホールで行われます。「全国大会」の名に恥じぬ演奏ができるよう、さらに精進していきたいと思います。
録音風景

プロムナードコンサート
9月9日(土)、浜松駅前プロムナードコンサート に出演しました。接近する台風の影響が心配されましたが、幸い足早に通り過ぎ、当日は台風一過のすっきりした青空、とまでは言えないまでも、よい天気となりました。コンクールが終わってからもあまり余裕がなく、新曲を用意することができず、学校祭でやった曲が主になってしまいましたが、コンクールの練習を経て確実に実力はアップしたので、いい演奏ができたと思います。唯一、いまや北高定番曲のRunaway Babyは、1年生は初めてだったので、振付が間に合うか心配しましたが、まったく心配ご無用で、ほんとに楽しそうに踊ってました。部員もお客さんもみんなニコニコの演奏会でとても楽しかったです。
演奏曲・・・レトロ、明日も、青と夏、Subtitle、アイデア、September、Runaway Baby



今年のコンクール総括
今年度のコンクールが終わりました。
7月21日の終業式後夏休みに入り、コンクール西部大会までほぼ2週間。いよいよ追い込みにかかります。7月24日(月)から28日(金)まで、三者面談などで教室が使えないため、あいホールやサーラ音楽ホールなど校外で練習。合奏講師としていつもご指導いただいている作曲家・小長谷宗一先生に加え、今年は本校吹奏楽部OBの作曲家・伊藤康英氏やサックス奏者・須川展也氏にもレッスンしていただく機会があり、楽曲への理解と技術的アドバイスをたくさんいただきました。
そうして迎えた8月6日(日)のコンクール県西部地区大会(アクトシティ浜松大ホール)。演奏曲は課題曲Ⅲ:レトロ(天野正道作曲)と自由曲:交響組曲「寄港地」より(イベール作曲)。出演順1番という厳しい条件でしたが、そこまで一生懸命に練習してきた成果を十分に発揮し、金賞をいただいて次のステージに進むことができました。得点順位として、2校のシード校があったとはいえ全体の2位という思った以上の好成績でした。今年の課題曲はポップス系の曲で、それが好評価だったのは、ふだんからポップスへの取り組みを軽視しない活動が評価されたようで、うれしい結果でした。
県大会までの1週間、西部大会で指摘を受けた点を克服すべく、さらに磨きをかけて臨んだ8月13日(日)の県大会(静岡市民文化会館)。ここでも出演順2番!早朝5時に集合して6時に出発というかなりハードな状況でしたが、いい演奏はできたと思いました。ただ、結果は銀賞。金賞まであと1歩のところでした。
今回本校が自由曲に選んだイベールの「寄港地」は昨年のシベリウス「フィンランディア」と同様にオーケストラの名曲。他の学校は、多くは最近流行りの邦人作品で、ともかく効果的に鳴るように書かれていて聴き映えのする曲ばかり。本校のような選曲は近年絶滅危惧種のようになってしまいました。確かにコンクールの場で聴き比べられてしまうと、こういう曲はよほど上手くないと評価されにくい。そういうことも理解した上で、生徒たちはこの難曲に真摯に取り組んでくれました。それが結果的にコンクールの評価につながらなかったのは、ひとえに指導者の力不足です。 ただ、7名の審査員のうち1名だけ、順位点(県大会では点数評価に加えて各審査員ごとの順位をつける順位点がつきます)で、本校の演奏に全団体中第1位!を付けてくれた方がいました。一人だけではありますが、そういう評価もありえたということは、われわれにとってとても大きな自信となりました。
さて、「コンクールは3月の演奏会を最高の演奏にするために演奏能力を一気に引き上げる機会」としてわれわれはとらえています。その意味では十分にその目的を達しました。今後、秋以降のさまざまな演奏機会を通じてさらに演奏力を向上し、第55回演奏会に向かってまいります。今後とも応援よろしくお願いいたします!
コンクール県大会 演奏終了後の集合写真

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