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ベトナムの魅力、教えていただきました


6/27(月)7時間目のLHRの時間、体育館2階アリーナを会場にして、西高が推進するグローバルプログラムの一環として、3年生を対象にしたグローバル講演会が開催されました。今回、初めて西高にお招きしたのは、ヴォ・テイ・ホンさん、ベトナム人です。昨年11月に来日され、現在、県庁のくらし・環境部県民生活局多文化共生課で国際交流員としてお勤めをされています。















この日ホンさんは西高に到着後、控室でベトナムの伝統的な民族衣装「アオザイ」に着替え、西高生の前に登場されました。その美しさにうっとりする西高生でした。ホンさんは来日してまだ半年程しか経っていないにもかかわらず、とても聞き取りやすい流暢な日本語を話されます。伺うと、母国ベトナムで日本語を専攻されていたとのことでした。ホンさんはたくさんの資料、イラストや画像、そして、美しい映像を取り交ぜながら、ベトナムの人口、民族、宗教、自然、主要都市、歴史(ドイモイ政策のこと、よくわかりました!)、通貨、教育制度、そして、お薦めの郷土料理に至るまで、ふんだんにお話ししてくださいました。また、簡単なベトナム語の日常会話も、ホンさんと一緒に発音しながら、習うことができました。さらに日本は2014年から積極的にベトナム人を働き手として受け入れていて、現在、日本の在留外国人数の中で、ベトナムは中国に次いで2位に急上昇、静岡県にもとてもたくさんのベトナムの方が住まわれていることがわかりました。日本とベトナムが国交を樹立した1973年から数えて、来年2023年が50周年の節目の年に当たるのだということも知ることができました。普段の授業では触れることのできないベトナムの魅力、ベトナムの今を、ホンさんを通じて存分に味わうことができました。ホンさん、ありがとうございました。

グローカルな視点を持った、地域の担い手になるために
6/22(水)7時間目の「究タイム」(総合的な探究の時間)では、3年生が体育館アリーナに集合し、「学問で学びグローカルな視点を持つ、静岡県の担い手になる」をテーマとする探究学習を行いました。この日、探究テーマにぴったりの講師としてお出でくださったのは、日本大学国際関係学部国際総合政策学科の鈴木和信教授です。県の高大連携推進事業の1つである高大連携出張講座(講義)を行うため、鈴木先生は西高に足を運んでくださったのでした。















この時間の目標は、これから進学・就職し、将来地域を支える人間になるためにどのような視点が必要かを掴むことです。講師としてお見えの鈴木先生は、長年に渡ってJICAの職員として、ベトナムやマレーシアをはじめとする30カ国以上で滞在経験を持ち、生物工学をご専門とするエキスパートです。先生は「環境」と「国際協力」の2点に焦点を当てながら学問で学びグローカルな視点を持つこと、そして、将来静岡県の担い手になることの意義について、たくさんの資料を示しながらお話くださいました。環境保全に関するお話の中で触れていた「We do not inherit the Earth from our Ancestors, we borrow it from our Children」という言葉には多くの生徒が頷いていました。また、講話の後半に登場した静岡の茶草場(茶畑の周りの草地)の豊かさに関するお話は、新鮮な驚きとともに生徒の心に届いたようでした。45分間という限られた時間はとても濃縮で、進学・就職を目の前にした3年生が、その原点に戻って「何のために進学・就職するのか」を考えるためのヒントがたくさん詰まっていました。鈴木先生、ご講話ありがとうございました。

グローバルプログラム始まりますよ




Let’s Learn About Different Culture !と大書された文字やイラスト、写真、ポスター…、これは、管理棟校舎2階のLL教室の背面に設置してあるホワイトボードです。ボード内には、ベトナムの国旗、インドネシアの国旗、ブラジルの国旗、そして、ジャマイカの国旗も描かれています。これらの文字やイラスト、その制作者はと言いますと…。









それは、西高ALTのリジ先生(上の写真は4月とある日の、リジ先生のコミュニケーション英語の授業風景)です。リジ先生はジャマイカ出身、ホワイトボードに描かれた国旗の1つは、リジ先生の母国の国旗ですね。さて、リジ先生制作のホワイトボード内で告知されているのは、これから始まるグローバルプログラムについてです。昨年度実施したイングリッシュキャンプ、グローバル講話、グローバルワークショップ、そして、エンパワーメントプログラム…、これらのうち、まずは、イングリッシュキャンプの日取りと、グローバル講話の日取りと講師について、お知らせするポスターがホワイトボード内に貼られています。



こちらは6/6(火)、21HRの朝のショートホームルームの一こまです。担任の山本先生が、生徒たちに夏休みに開催が決まった、イングリッシュキャンプのポスターを示しています。今年のイングリッシュキャンプは、8/3(水)~5(金)の3日間かけて開催されることになり、その参加者を募る事前説明会が、6/14(火)放課後にLL教室で行われることがポスターに書かれています。イングリッシュキャンプにはリジ先生を筆頭に、藤枝市教育委員会や掛川市教育委員会からも複数のALTの先生が来てくださることになっています。そして、昨年度とはちょっと趣向を変えたプログラムが企画されているようです。詳しくは、14(火)の説明会にて明かされます。楽しみですね。

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