みらい学(総合的な探究の時間)
探究とは何だろう?
探究学習とは、生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析し、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく学習活動のことです。
小・中学校の「総合的な学習の時間」では、先生の指導を受けながら課題を決めて解決していきます。その中で、自分の生き方について考えることが多くなります。
しかし、「総合的な探究の時間」では、生徒自身が自分の生き方と深く掘り下げるテーマを見つけ、解決していくことが求められます。そのため、自分にとって大切な「問い」を見つけることが非常に重要です。
伊豆伊東高校の探究の時間である「みらい学」では、様々な企画や講演、フィールドワークなどを通して、探究学習に必要な資質能力を高めていき、自分自身の生き方を探していきます。
過去の探究課題の例
伊東市の商店街を活性化させ、伊東市民のつながりの場を設けるにはどのようにしたらよいか |
美術館の取り組みを高校生に伝えるためには |
高齢者の方が今よりも楽しく充実した暮らしをするために何か良い方法はあるか |
鉄道会社と地域の特色をからめた観光客を増加させる方法を考える |
どうしたら海外の方が日本の常識に慣れることができるのか |
伊豆伊東校生+教員が魚を食べる習慣をつけるには |
ポジティブ教育を広めるためには |
どんな活動をしているのか?
1年生 リーダーシップ入門
1年生 ミニプロジェクト
1年生 探究講演会
2年生 市役所による出前講座
2年生 探究発表会
「新しいリーダーシップ」とは?
伊豆伊東高校では探究学習と同時並行で「新しいリーダーシップ」について学びます。
ところで、リーダーシップがある人とはどんな人をイメージしますか?
責任感や行動力がある人やみんなの前でバリバリ活動できる人、俗にいうコミュニケーション能力が高い人などを想像する人が多いと思います。
ですが、伊豆伊東高校では「すべての人にリーダーシップのタネがある!」という考えのもと、「新しいリーダーシップ」と呼ばれる考え方を学んでいます。
この「新しいリーダーシップ」は「権威によらないリーダーシップ」とも言われており、早稲田大学や立教大学といった大学の教育内容として取り入れられていたり、社会人での研修などでも取り扱われていたりするなど、注目を浴びています。
伊豆伊東高校では様々な場面での振り返りやフィードバックの中でこの考え方を取り入れ、学習に取り組んでいます。