ビジネスマネジメント科

商業の学びの魅力はたくさんあります。商業=就職というイメージが強いかもしれませんが、就職だけでなく、資格等を活かして、進学する生徒も多くいます。
課題研究等での取り組み、取得した資格、身につけたプレゼンテーションスキルなど、自分の強みをつくることができます!
面倒見のよさは負けない自信があります。商業科目のスタートラインはみな同じです。
是非、ビジネスマネジメント科に入学し、自分が頑張ることを見つけられる3年間を送ってみませんか?お待ちしております。
カリキュラム
【全員が学ぶ科目】
1年生は商業科目の土台づくりとして「ビジネス基礎」・「簿記」・「情報処理」の3つの科目を学びます。
2年次には「観光ビジネス」を全員が履修し、観光地伊東(伊豆半島)について学び、考えます。全員が学べるのは本校の特徴の1つです。
3年次には「総合実践」・「ビジネス・マネジメント」・「課題研究」を全員が学びます。
総合実践
総合実践は商業の「まとめ」のような科目で、1年生のときに学習した「簿記」や「情報処理」、「ビジネス基礎」といった科目の知識を応用して「会社の模擬取引」を行います。生徒は2人で1つの会社を経営し、電話応対や売買交渉、仕入れ・売上げ、小切手の作成、お金の支払、文書の郵送、帳簿記入など多岐にわたる業務を行います。入室時には靴を揃えて、タイムカードをかざして出勤処理を行います。会社同士の取引では電話応対や名刺交換も行い、社会に出た後「即戦力」となれるような実践的学習を行っています。
ビジネス・マネジメント
ビジネス・マネジメントは、経営学について学び、より良い企業や組織の在り方、経営資源のマネジメントなどについて学びます。授業は一方的な講義スタイルではなく、企業や社会問題などの事例を通じて「考える」機会が多くあります。この「考える」という時間を通じて、自分自身を見つめ、自分なりの意見を持ち、他者に伝える力や意思決定のための思考力も鍛えることができます。
課題研究
希望や進路に応じて複数の講座にわかれ、課題を設定し、探究的・実践的な学びを行います。
課題研究 ― 令和7年度の開講講座
「地域戦略論」
地域の課題に目を向け、独自のビジネスプランを提案し「ビジネスプラングランプリ」で日本一を獲得することを目指しています。多くの報道機関から注目される、本校を代表する特色ある講座の一つです。2年連続で東京大学でのプレゼンを行いました。
「観光ビジネス」
多くの観光資源を保有する「伊豆半島」内にある高校として、地元の観光の強みと弱みに着目し、地域を盛り上げるために何ができるのかを探究します。地元でのフィールドワークや伊豆ジオスポット見学など、目で見て肌で感じる授業も行っています。
「簿記探究」
ビジネスマネジメント科で最も基礎的な科目の1つである「簿記」をとことん突き詰める講座です。1年生で学習する「簿記」、2年生で学習する「財務会計Ⅰ」などを応用し、実際の企業の財務諸表を読み取るといった実社会でも役に立つ探究活動を展開しています。
「情報探究」
現代社会で必要とされる情報分野を探究する講座です。国家資格であるITパスポート試験合格に向けて、生徒一人ひとりが努力するだけでなく、ワールドカフェ手法を取り入れた授業を展開することで全員が主体的な学びを実現しています。
「やさしいデータ活用」
令和7年度から新たに開設された講座です。近年ではAIなど、ビッグデータを活用した事例が注目を浴び、データサイエンスなしのビジネスは考えられない時代です。本校ではデータサイエンス教育に力を入れており、この講座ではこれに特化した取り組みを行います。
学習類型
会計類型
簿記・会計分野の学習を中心に、企業会計に関する知識や技術を身に付け、企業経理を支えることのできる人物を育成します。
マーケティング類型
マーケティングや広告・販売促進に関する知識や技術を身に付け、企業経営や販売業で活躍できる人物を育成します。
情報類型
システム開発、ネットワークやプログラミングに関する知識や技術を身に付け、将来活躍できる人物を育成します。
地域に出て学ぶ
1年次のインターンシップ、2年次の観光ビジネス、3年次の課題研究など地域に出て、実際に体験し、自ら課題を見つけ、考えることで実学的・実践的に学びながら、地域貢献の方法を考えます。
詳細はこちらにあるビジマネのパンフレットをご覧ください。