公開日 2026年11月04日
本校の先輩にあたる伊東高校の卒業生である、
岩手大学大学院博士後期課程3年の塩谷さんをお招きし、
2年特進理系生物の授業内で特別講義を実施しました。

みなさまは「ダダチャマメ」を御存じでしょうか。
山形県の特産品で、甘味とうま味に優れたエダマメです。
塩谷さんは、ダダチャマメのおいしさを生み出す遺伝的な仕組みについて研究されています。
講義では、研究の中で実際に仮説を立て、検証を重ねていく過程を、具体的なエピソードを交えながら紹介していただきました。
塩谷さんはダイズとダダチャマメを交配して得られた複数系統のDNAと成分を詳しく調べ、開花時期に関わる遺伝子「TOF11」の働きが失われると、うま味などに関わる遊離アミノ酸が多く蓄積し、食味が向上することを明らかにしました。
難解な解析手法もありましたが、高校生にもわかりやすく、丁寧に、そして面白くお話しいただきました。生徒たちは研究の魅力や、仮説を立てて検証することの面白さを学ぶことができました。
講義の中では、実際にダダチャマメを試食する官能試験も行われました。


濃厚な味わいに、生徒たちから思わず唸り声が上がる場面もあり、研究を身近に感じる貴重な機会となりました。
塩谷さん、貴重なお話をありがとうございました!
