磐田北高校教養講座

７月22日（火）に宮崎大学農学部獣医学科より齊藤暁准教授をお招きして講演会を実施しました。演題は「G2P-Japan コンソーシアムによる新型コロナウイルス研究」です。齊藤先生はコロナ禍に東京大学医科学研究所の佐藤教授を中心に結成された研究コンソーシアムに招聘され、ウイルス学の専門家として変異株の解明に加わった方です。

齊藤先生の御専門はHIVウイルスですが、ウイルス学の専門家であるということに加え、アメリカの大学で身に付けた実験スキルを武器に未曾有の危機に立ち向かうために研究コンソーシアムに加わったということです。
当日は本校の「医療系」ゼミと「看護系」ゼミの３年生約50名に加え、近隣の理系高校生約30名が聴講し、大盛況となりました。コロナ禍に耳にした「デルタ株」や「オミクロン株」などを日本の最先端で研究していた専門家の話は非常に刺激的で、講座の後の質疑応答では理系の高校生から多くの質問が飛び交い、閉会後も是非話を伺いたいという高校生や教員が20名以上並び、実り多い会となりました。磐田北高校では定期的にこのような会を催しますので、興味のある方は進路課にお尋ねください。