努力次第で大きな大会に出場できる
アーチェリーというのは季節によって試合で撃つ距離が変わるので、それに応じて練習をする距離を変えて次の大会への調整をします。比較的暖かい時期は、一年生は三十メートルや五十メートルを撃ち、二年生は五十メートルや七十メートルを撃っています。寒
い時期になると一、二年生はともに十八メートルを撃ちます。
アーチェリーは、あまりメジャーなスポーツではないので、高校から始める人がほとん
どです。そのため、努力次第では大きな大会に出場できる可能性があります。それを目指
すことによりモチベーションを上げ、より努力をする人もいます。
アーチェリーには、他の競技にはない魅力があります。それは十点の中にある×点を
射抜いたときの爽快感です。それは距離が遠くになるにつれて増していきます。けれ
ど、それは、フォームの再現性があってこそのものだと思っています。フォームの再現性
は、アーチェリーを上手くなるために必ず必要なことであり魅力の一つであると思いま
す。アーチェリーには、ほかのスポーツと同じで、基本はしっかりあります。しかし、基
本を踏まえた上でのフォームの正解は無いと思います。つまり、選手一人一人のフォーム
は必ず同じではないということです。一方でアーチェリーで使う弓を引くためには、かな
りの筋力や持久力が必要です。一つの試合で七十二本も矢を放つので、フォームの再現性
を目指すには日々のトレーニングが必要不可欠です。特に一年生の最初の数ヵ月は、本物
の弓には触ることができず、ただひたすらにトレーニングをします。しかしそれをするこ
とにより、大会で結果を残すことができるようになると思います。
アーチェリーという競技は、ほかの部活よりも費用がかかりますし、上達するのは簡単
ではありません。しかし、努力をした分上手になり、結果が点数として目に見えて分かり
ます。他の競技には無い魅力にあふれ、他校との関わりも多く、とても楽しい競技です。けれど、部活をする上で、安全はかなり重要なことです。そのようなことに気を配って活動しているので、部活動としてやらせてもらえています。このようなことや、周りの方々に感謝の気持ちを忘れずこれからも活動していくので、アーチェリー部への応援をどうかよろしくお願いします。