浜松湖東

自然科学

理科に親しめる部活

 然科学部は生物班と物理・化学班の二班にわかれ活動しています。
 生物班では自分達の興味や関心のある生き物の研究を行っています。二年生はカビの研
究、スプラウトを使った植物の研究、微生物の研究、一年生はプラナリアの研究、雑草の
研究を行っています。カビの研究では特定のカビが発生する条件を調べるため、温度を変
えたりなどをして研究しています。スプラウトを使った植物の研究では、十日程で育つス
プラウトに日常生活の音である、セミの鳴き声、風鈴、チャイムを聞かせて、普通に育て
たスプラウトと比較してどの音が植物にとって好きなのかを研究しています。プラナリア
の研究では、現在は繁殖と切断したときの再生する過程や成長速度を調べています。生物
班はこれらの研究結果を論文にまとめ、大会へ発表することを目標に活動しています。
 物理・化学班ではネットや本、ニュースなどから自分たちの興味や関心のあるものを見
つけて実験しています。今は、カルメ焼きやゾウのはみがき粉、ビスマスの結晶を作った
り、蛍光反応などを実験しています。
 自然科学部は理科に親しめる部活です。日々の生活や生き物の飼育、実験をしていく
中で見つけた発見や疑問などを活動を通して知ることや考えることが出来て面白いです。
そして、ここは楽しむ心を忘れない活気のある部活です。時に笑顔で、時には真剣に取り
組み、良い雰囲気で活動を行っています。
 文化祭では生物班はメダカとカビと微生物の展示、ムラサキキャベツのアントシアニン
という色素を使い、紫色、赤色、青色のお花を作ってもらいました。物理・化学班ではア
ルコールエンジンやピタゴラスイッチ、空気砲、ダイラタンシー現象で遊んでもらいまし
た。特にダイラタンシー現象では、作るのが簡単で、片栗粉と水を混ぜるだけでゆっくり
触るとやわらかく、たたくとかたくなるという不思議な体験をしてもらいました。
 今年の文化祭では新型コロナウイルス拡大の緩和により、多くの人が見に来てくれまし
た。しかし、ムラサキキャベツの汁が足りなくなり最後の方に来てくれた方に遊んでもら
うことが出来なくなるという反省点がありました。来年は、もっと多くの人を楽しませら
れるよう頑張るので、その際は是非楽しんでご覧ください。部員一同、二階の化学室にて
お待ちしております。
 最後に、日々自然科学部を支えて下さっている顧問の先生をはじめ全ての方々に感謝し、部員一同これからも活動していきます。

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