桜と校舎

校長挨拶

校長挨拶

浜松工業高校定時制のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校定時制は、昭和23年に教育の機会均等の理念に基づき、働きながら学ぶ若者に広く高等学校教育の機会を与えるために開校されました。卒業生は5千人を超えます。地域の皆様、保護者の皆様のご理解・ご協力により、76年の長年にわたり愛されている学校です。

 校訓「質実勤勉」のもと、夜学ぶという過酷な状況にもめげずに、地元浜松の「やらまいか」と「ものづくり」の精神を身に付け、地域産業の持続的な発展を担う技術者、技能者の育成を目指しています。

 近年、社会の変化のスピードは、急速急激になっています。将来の予測が困難と言われる今だからこそ、創造性や課題解決能力を育む「課題研究」と、旋盤・溶接・CAD・電気工事・電気回路等の幅広い工業の「実習」を通して、人間性豊かにして、勤労を尊び、一人ひとりが最後まであきらめずに挑戦できる人になってほしいと願っています。

 浜工では様々な教育活動を通じて、「自分なら、きっとできる!やれる!」と自分の能力・可能性を認知し、やり遂げる力を育みます。また、自分を信じて行動できるようになるからこそ、他者を尊重し認めることができる人にも成長します。

 高校生として必要な教科や工業技術を全力で学び、放課後は短時間でも部活動に没頭する。共に挑戦する仲間と思いを語り合うことで、自分らしさを磨き考えが深化する。そして、卒業を迎えるころには「自分で答えを導き出す」ことができる人になっていることでしょう。

 地域の皆様、企業や産業界の皆様、浜松市商工会議所や本校ご卒業の諸先輩方、多くの方にご支援を賜り本校の教育活動が成り立っています。この場をお借りして御礼申し上げますととともに、これからも引き続き浜工定時制を応援していただけますよう、何卒お願い申し上げます。

                                令和6年吉日

静岡県立浜松工業高等学校長

 

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