袋井高等学校

部活動ガイドライン

静岡県立袋井高校 部活動ガイドライン

1.本校における部活動にかかる基本事項

(1)部活動の意義

本校のスクールミッション「磐周地区の地域に密着した全日制普通科高校として、校訓『自立・連帯・敬愛』のもと、教科学習だけでなく地域やグローバルについての探究活動やこれからの多様な学びを求める大学進学への対応を通して、生徒自らが主体的に活動し、他者と協働しながら、将来地元地域や国際社会に貢献する人材の育成を目指す」に照らし、本校のすべての教育活動における部活動の意義は以下のとおりである。

 

・より高い目標に挑戦したいという人間の本源的な欲求に応え、爽快感、達成感などの精神的充足や楽しさ、喜びをもたらすという内在的な価値を有する、生徒の心身の成長を促す場である。

・学年を超えた集団に属し、その密接な関わり合いの中で、生徒が社会性や規範意識、さらに国際社会で活躍できる主体性や行動力を培う場である。

・目標の達成に向かって互いに励まし合い、高め合う営みを通じて、生徒が自己有用感を高めるとともに、他者の多様な生き方や価値観を認め、豊かな人間性を育む場である。

・生徒が生涯にわたってスポーツや芸術文化等の活動に親しむ基礎を形成する場である。

 

(2)成果目標

・県大会出場部活10以上。

・「2時間以上の家庭学習時間を確保して部活動との両立をしている」と答える生徒70%以上。

 

2.設置部活動    

*令和6年度入学生以降、部員募集を行わない

【運動部】

野球部、サッカー部、陸上競技部、水泳部*、弓道部、

男子テニス部、女子テニス部、卓球部、

男子バレーボール部、女子バレーボール部、

男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、

バドミントン部*、剣道部*

【文化部】

クラシックギター部、パソコン部、

国際文化部、囲碁将棋部、書道部、美術部、写真部、吹奏楽部、

服飾デザイン部*、演劇部、

茶華道部、ダンス部

 

3.部活動運営指針

目標と活動計画

・本校の教育方針に基づいた目標を部活動ごとに定め、その実現のために年間指導計画を作成し計画的な活動をする。

・年間指導計画を年度当初にHPで公表し、部活動選択時に活動に対してのミスマッチを防止したり、部員や保護者が年間の活動の流れを把握したりできるようにする。

・月間指導計画については各部活動顧問から各部員に周知するとともに、前月の末日までに部活動のグーグルクラスルームにアップする。

 

活動時間

・部員の健康、安全を最優先し、学業との両立も奨励し、計画的で効率的・効果的な活動を行うように努める。

・平日の活動時間は3時間まで、午後7時半完全下校とし、家庭学習時間を確保させる。

・休日の活動時間は4時間までとする。

 ただし、大会、オンシーズン、対外練習試合等の事情により超過する場合がある。

休養日の設定

・原則として、週休日の1日、平日の1日を休養日と設定する。

・活動の特性や公式戦やコンクール日程等により、活動にシーズン制が生じる場合もあることから、超過した活動日数や時間がある場合は、定期テスト前1週間、テスト期間中や長期休業中、オフシーズンの期間を活用し、生徒がまとまった休養が取れるように配慮する。年間で100日の休養日を設定する。

・定期テスト前1週間、テスト期間中には放課後の活動を休止する。ただし、公式戦やコンクール等を控える部活動については、願いの提出により活動を許可される場合がある。その場合の活動時間は概ね1時間とする。

安心・安全への配慮

・生徒が心身ともに健康な状態で安心して活動できるように、「危機管理マニュアル」に沿って災害や不審者、熱中症等に対応する。

・施設設備などの安全に十分に配慮する。常に点検・整備に努め、事故を未然に防止し、また部員等による部室も含めた施設・設備の美化、整理整頓に努める。

・部活動内の円滑な人間関係の構築を図り、顧問や外部指導者から或いは生徒同士の体罰、いじめやセクシャルハラスメントのない、健全で安心できる環境を整える。

 

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