1 「グローバル・ハイスクール」とは 令和2年度から2年間の指定を受けています。地域における社会的な課題に取り組むほか、国際社会と協働して課題を解決できる人材や、地域の素材を生かしつつ、グローバルな視点に立ってビジネス界で活躍できる人材を育成することが期待できる事業を企画・実施しています。
2 浜松湖南高校では 「道具」としての英語力を備えた、地域における国際交流や異文化理解・多文化共生を推進する人材を育成することを目的としています。新型コロナウイルス感染症の影響は免れず、海外との直接の往来は実現できない中でも、オンラインや地域の異文化交流など「ハイブリッド」な学習活動を行っています。
3 令和2年度の事業(一部紹介) (1)生徒防災委員会設置及び活動
静岡県地震防災センター見学、HUGを活用した研修、外部講師による講演やワークショップを通じて、災害時の共生について情報収集や意見交換、実践ができました。
(2)英国姉妹校(ヘンドン校)との相互交流
例年は湖南生が行き、ヘンドンからも来るというリアルの交流を続けてきました。令和2年は形を変えざるを得ず、新聞部がThe Konan Timesを作成してメールで送る、オンライン交流を図るなど試行錯誤しています。
(3)英語科授業におけるICT活用
Zoomによる、国内外の人との対話や交流を行いました。 また、静岡県教育委員会よりChromebook貸与を受けています。
(4)英語科1年サマーセミナー
例年は校外にて1泊2日で実施していましたが、令和2年度は学校にて実施しました。 英語を聞き、英語で考え、英語で思いを伝える「英語漬けの2日間」の挑戦を経て“英語科生”が誕生します。
(5)英語科2年 オーストラリア語学研修
例年は夏にオーストラリアのバララットにて、3週間の語学研修に行っていましたが、令和2年は国内で2泊3日の語学研修を行いました。
(6)エンパワーメント・プログラム
グローバル・ハイスクールとしてもとても大切な行事です。留学生の皆さんの力を借りて、普通科と英語科が協力してディスカッション形式のオールイングリッシュプログラムに挑戦します。自分の新しい可能性を感じられる機会です。
(7)異文化交流や多文化共生をテーマにした講演